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1.方位石
よく研磨された御影石で、八角柱の上に円形の方位盤を乗せた形。盤面には、四方と十二支による方位が彫られている。八角十二支のものは全国的にも珍しく、その大きさも類がない。文政5年(1822)建立であるが、寛政9年(1797)にも方位石の存在が記録されていることから、現在のものは2代目と考えられる。初代は我が国最古の方位石だという説もある。市指定文化財。高さ65センチメートル、円形方位盤の厚さ10センチメートル、直径48センチメートル。
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2.日和山見晴台
鳥羽港は明治中期までの帆船時代に風待ち港として栄え、船頭が明日の天気を見るためにここに登った。鳥羽湾と緑の島々の景観が素晴らしい。御木本幸吉自慢の鳥羽一の景色であり、以前はここに御木本の茶店もあった。芭蕉の句碑「鷹一つ 見つけてうれし 伊良子崎」もある。また、大正3年(1914)、鳥羽〜答志〜神島間で世界で初めて無線電話の実用化に成功したことから、無線電話発祥記念碑が建てられている。
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3.賀多神社
御鎮座は724年といわれ、明治40年(1907)に近郷の12社を合祀し現在に至る。かつて九鬼嘉隆は日本丸を作る際に賀多神社の神木を使い、後に杉千本をこの山に植えたと伝えられるが、今も境内に残る老杉がその内の1本だといわれる。桃山時代から江戸中期前後の能面・能衣装116点(県文化財)と、能舞台(国重要文化財)があり、4月の例祭には、現在ではほとんど見られなくなった貴重な組み立て式の能舞台を使用して「薪能」が奉納される。
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4.常安寺
九鬼家の菩提寺。もとは大福寺と呼ばれ、文禄年間(1592〜96)に九鬼嘉隆の菩提寺となるが、嘉隆の逝去後、菩提供養のために子守隆が慶長12年(1607)に改築し常安寺と改めた。境内には市指定文化財として、守隆が寄進した石灯籠や鰐口、九鬼家の廟所、稲垣氏歴代の墓碑がある。他に、嘉隆が自害に使ったといわれる短刀、九鬼嘉隆画像、鐘楼などがある。西南戦争の際には、鳥羽港に寄港された明治天皇が奥書院に宿泊された。
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5.扇野の里
樋の山を舞台に描かれた山本周五郎の小説「扇野」にちなんで、樋の山一帯を扇野と呼び、山の中腹には扇野の里という展望台が設けられている(めだかの学校の隣)。ここからも鳥羽湾とそこに浮かぶ島々、行き交う船、そして鳥羽のまちが一望できる。また幸せを呼ぶ鐘といわれる扇野の鐘もあり、近くには、明治天皇来訪記念の句碑もある。
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6.めだかの学校
樋の山の中腹にあるホテル扇芳閣の谷口氏によって管理されているビオトープ。春になると1万匹のめだかが群れをなして泳ぎ、初夏には蛍が舞い、夏から秋にかけてはトンボが飛び交う自然を体験することができる。桜や藤、菖蒲などの花々も美しく、足湯や休憩所も設けられている。平成16年には鳥羽商船学校の学生たちによって作られた水車も動き始めた。大人も子供もホッとする時間を過ごすことができる空間である。
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7.金刀比羅宮鳥羽分社
香川県の金刀比羅宮の6分社の1つで、昭和31年(1956)に創祀された。海の神様として知られ、漁業・海運関係者から厚い信仰を集めている。鳥羽湾を一望できる樋の山山頂に位置し、市内で一番標高が高い展望台からは、鳥羽十景に数えられる絶景が楽しめる。また、春には桜、秋には紅葉の名所として多くの人が訪れる。鳥羽の「みなとまつり」の日が例大祭で、行宮祭や、紅白で飾られた船を連ねての海上渡御などの神事が行われる。
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 8.鳥羽みなとまち文学館
この文学館は、鳥羽生まれの画家で風俗研究家であった岩田準一がその大半を過ごした家で、館内には彼の絵画や研究資料、交流のあった江戸川乱歩や竹久夢二などとの書簡が展示されている。また、中庭の奥には、鳥羽で重要な時期を過ごした江戸川乱歩にゆかりのある品などを展示した乱歩館がある。
開館時間/10時〜15時(土・日・祝日10時〜16時30分)、休館日/火・水曜(祝日の場合は翌日)、入館料/無料。
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9.御木本幸吉生誕の碑
安政5年(1858)、御木本幸吉は、鳥羽の大里で代々続いていたうどん屋「阿波幸」の長男として生まれた。この地は幸吉の生誕地で、うどん屋があった場所であり、生誕の碑が四辻の一角に建てられている。ミキモト真珠島にある御木本幸吉記念館では、復元されたうどん屋「阿波幸」を見ることができる。
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10.大山祇神社
もとは城山に祀られていたものを、九鬼嘉隆が築城の際に現在の場所に移したといわれる。創立年代不祥。明治40年に鍋ヶ崎社ほか15社を合祀して現在に至る。祭神は、大山祇神(おおやまずみのかみ)、草野姫命(かやぬひめのみこと)、猿田彦命(さるたひこのみこと)ほか。祭祀は毎年4月で、中之郷、錦町、横町、藤之郷の4町が順番で担当し、獅子舞と天狗の手踊りが行われる(錦町が当番のときは神輿)。
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11.城山公園
鳥羽城址の中の北側、鳥羽湾を一望できる高台にある公園。海抜18メートルと23メートルの2段になっており、散歩や子どもの遊び場などとして、市民の憩いの場となっている。平成11年には鳥羽花と緑の育樹会によって35本の桜が植えられ、春は桜の名所として大勢の花見客が訪れる。桜の開花時期には、夜間ライトアップされ、夜桜祭りも開かれる。
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12.鳥羽城跡
九鬼嘉隆が永禄年間(1592〜1596)に築いた城で、寛永10年(1663)に内藤忠重が入封した後、二の丸・三の丸を増設し、近代城郭としての体裁を整えた。大手門が海に向かって開かれた独特な城で、全国的にも類を見ない水軍の城としてその威容を誇った。明治以後、建物は取り壊され、堀は埋め立てられ、跡には鳥羽小学校、旧鳥羽幼稚園、鳥羽市役所、城山公園などが建設された。現在も石垣などが一部残っている。県指定重要文化財。
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13.光岳寺
曹洞宗。正保元年(1644)に稲垣重種によって三河国刈屋村に創建されたもので、享保11年(1726)稲垣昭賢が鳥羽城主となり当地に移された。稲垣家累代の菩提寺で、歴代の位牌があり、境内には稲垣家の霊廟(市指定文化財)がある。鳥羽藩に名の残る家臣の墓も多く残されている。他に、本堂に日本丸の板戸絵4枚(市指定文化財)がある。また、江戸川乱歩が鳥羽に住んでいた頃に、この寺の本堂で深夜に座禅をくんだといわれる。
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14.金胎寺
高野山真言宗。仏工春日の作といわれる千手観音を祀ったもので、開山は天長年間(824〜34)弘法大師によるとのこと。境内には、文久年間(1861〜64)に四国の船頭が開いたといわれる新四国八十八ヶ所小霊場がある。小さな祠に石仏が2体ずつ収められており、いわゆる四国八十八ヶ所めぐりのミニ版といえる。他に松尾芭蕉、蒲庵奇石、藤本壷遊の句碑もある。寺は少し高台にあり、鳥羽の景色を眺めることができる。
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15.赤崎神社
豊受大神宮(外宮)の末社。鳥羽湾内の海岸から外宮へ奉る御贄採取の守り神(荒前姫神)としてこの地に鎮座になった社。毎年6月22日の祭祀は「赤崎さん」と呼ばれて親しまれており、多くの露店が並び、夕方からは大変な賑わいになる。ゆかた姿の参拝者が多いことから「ゆかたまつり」とも呼ばれる。神社の入口では、昔この地方で流行り病が発生した際、宮域内の杉の小枝を門戸に吊るした家々は難を逃れたという言い伝えから、厄除けの杉の小枝が売られ、これを家に吊るす風習が今日まで続いている。
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16.海沿いの遊歩道
つつじが美しい遊歩道。それほど長くはないが、ほっとできる散歩道である。
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17.
カモメの散歩道
鳥羽駅前交番の横からミキモト真珠島の駐車場付近まで、海沿いに設けられたプロムナード。平成17年3月に完成したもので、長さ261メートル。木製のプロムナードで、木のあたたかみと、ウッドデッキのような開放的で爽やかな雰囲気が印象的。道沿いには、植物やベンチが配され、対岸の三つ島やミキモト真珠島、坂手島など、鳥羽湾の景色を眺めながら、ゆっくりと散歩が楽しめる。車椅子に対応できる可動式ベンチも設置されている。
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鳥羽歴史文化ガイドセンター
鳥羽の町を無料で案内してくれるガイドボランティアが常駐しているセンター。鳥羽をよく知るガイドスタッフたちが、旅行者と一緒に歩きながら、鳥羽の史跡や名所などを紹介してくれる。館内では、市内のウォーキングコースや、鳥羽の歴史や文化についての紹介もしている。
開館時間/9時〜16時。
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手づくり工房きらり
鳥羽の空店舗対策事業で始められたチャレンジショップ。素朴であたたかい雰囲気の店で、無農薬有機栽培のお茶、草木染めのハンカチやスカーフ、陶器、手作りバッグやビーズアクセサリーなどを販売している。コーヒーも飲めるので、休憩処としても利用可。市民の作品展示なども行っている。貝殻を使って、携帯ストラップやアクセサリー、ライトスタンドなどのオリジナル作品を作る貝殻アート体験も好評。
営業時間/10時〜17時、定休日/水曜。
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