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くらしの情報 > 教育・文化・スポーツ > 海女文化 > 海女漁業文化-海女漁業の振興、海女文化の保存・継承-

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更新日:2018年1月9日

海女漁業文化-海女漁業の振興、海女文化の保存・継承-

潜水海女小屋答志あわび

「海女サミット2017in鳥羽」が開催されました!

 平成29年10月27日(金)・28日(土)の2日間、タラサ志摩ホテル&リゾートと鳥羽市立海の博物館を会場に、「海女サミット2017in鳥羽」(主催:海女振興協議会)が開催されました。
 今回のサミットでは、「輝く海女のパワー!世界遺産を目指して」を大会スローガンとして、全国(10府県・韓国)から122人の海女さんが参加し、アワビ稚貝の記念放流、記念シンポジウム、大交流会、トークセッションなどが行われ、海女さんのパワーをしっかりと感じ取れるサミットになりました。
 海女文化は、平成29年3月に「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国重要指定無形民俗文化財に指定されるなどして、注目を浴びてきている反面、漁獲量の減少や高齢化等により後継者不足が否めないという課題にも直面しています。
 海女振興協議会では、今後も海女サミット等を通じて、海女漁業の振興や海女文化の保存・継承に向けて取組みを進めていきます。
                                 

『鳥羽・志摩の海女』が、国の重要無形民俗文化財に指定されました!

平成29年1月27日に開催された文化審議会文化財分科会において、「鳥羽・志摩の海女漁の技術」として国の重要無形民俗文化財へ指定答申を受け、同年3月3日には指定証書交付式が開催され、正式に指定されました。文化庁からその重要性が次のように発表されています。

「鳥羽・志摩の海女漁の技術」概要(略)
①文化財の特色
 当地の海女漁は、特に伊勢神宮との関係性も含め、古来より伝承されてきたと考えられ、現在、その従事者数は全国で最も多い(約750人)技術伝承のあり方としては、採取方法はもちろん、危険察知の仕方、半飼育的な漁獲物の温存法など常に集団を介して維持されている。あわせて、これらに伴う呪法や周辺習俗もよく保持しており、我が国の海女漁を理解する上で重要である。
②文化財の説明
 当地の海女漁は、社会的な規律を前提に、その枠内で個人が行うものである。磯海の資源は掛け替えのない共有財産と位置づけられ、濫獲防止など、自然環境に対する秩序維持の意識が顕著である。こうした伝統を背景に培われた技術伝承においては、とりわけコミュニケーションの場としての海女小屋が果たす割合は大きく、ここで漁に関する知識や情報を得ることが専らである。また、セーマン・ドーマンと称する当地特有の魔除けの印など、周辺習俗も併せよく伝えている。

 

『鳥羽・志摩の海女漁業と真珠養殖業-持続的漁業を実現する里海システム-』が日本農業遺産に

認定されました!

平成29年3月14日付で、農林水産省は「平成28年度第1回世界農業遺産等専門会議」の評価結果を踏まえ、世界農業遺産への認定申請に係る承認及び日本農業遺産の認定を行う地域について決定しました。

日本農業遺産は、我が国において将来に受け継がれるべき伝統的な農林水産業システムを広く発掘し、その価値を評価するため、農林水産省が昨年度創設した制度で、平成29年3月に三重県の2地域を含む7県8地域が初の日本農業遺産に認定されました。

今後は、世界農業遺産への登録を目指し、保全計画を制定し課題の解決と持続的な発展を図るなど、引き続き海女文化の振興に努めていきます。

海女とは

海女とは、素潜りでアワビやサザエ、海藻等をとる漁を生業とする女性たちのことで、他には類のない女性の漁師さんと言えます。

海女の歴史は古く、縄文時代や弥生時代の貝塚からは、大きなアワビ貝や、それを採るために使ったと思われる、鹿の角を加工した道具が発見されていることから、男女の別はわからないにしても、古代から受け継がれている漁法であるとの研究者の報告があります。

海女漁は、素潜りという独特の潜水技術による漁法で自然なる海の獲物を採り続け、長い時間、持続してきた素晴らしい漁法です。また、その持続性・継続性には大きな意味があり、地域ごとに厳しく漁期を定めたり、漁獲できる貝の大きさを定めるなど、多くの約束事を決めて、漁獲対象とする資源を「獲りすぎないよう」、「獲り尽くさないよう」に守り続けているのです。

現在、日本には、約2,000人の海女が現存しています(2010年海の博物館調査)。そのうち鳥羽市・志摩市には、全国でも最多となる約750人の「海女」が操業しています。しかしながら、海女を取り巻く環境は、漁獲資源の減少や海女数の減少と高齢化、後継者不足といった厳しい課題に直面しています。

このようなことから、平成24年6月に鳥羽市と志摩市、両市海女、三重県、漁協、観光商工団体に学識経験者等により海女振興協議会(会長海の博物館館長石原義剛)を組織し、海女漁の振興・海女文化の継承保存活動を行いながら、漁業面、文化面、観光面において更に振興し、地域活性化につなげていくための取り組みを行っています。

石鏡海女2しろんご2磯メガネ水面くざき

目で見る鳥羽・志摩の海女

amabook

海女振興協議会と(財)海の博物館が共同で作成した海女ガイドブック「目で見る鳥羽・志摩の海女」をご紹介します。

 『目で見る鳥羽・志摩の海女』日本語版

 

 『目で見る鳥羽・志摩の海女』英語版

 

 

 

これまでの海女文化に関する経緯

2007年10月:済州島で開催された「第2回海女博物館韓・日国際学術会議」にて海の博物館石原義剛館長が「志摩の海女」について講演

2008年6月:「第3回海女博物館韓・日国際学術会議」が開催され、石原館長と本市答志島の海女2名が招待される。(済州島にて海女道具一式を「海女博物館」に寄贈)

2008年9月:島の旅社と市が連携し、日韓海女交流会を開催し、答志島、神島、菅島において地元海女と済州島海女の交流を図った。

2009年6月:海の博物館と本市が連携し、海女ガイドブック「目で見る鳥羽・志摩の海女」発刊

2009年10月:「日本列島海女さん大集合海女フォーラム(PDF:2,607KB)(別ウィンドウで開く)」を本市において開催。全国各地、韓国済州島の海女を迎えて交流を図る。

2010年9月:「日本列島海女さん大集合第2回海女サミット」を志摩市において開催。全国各地、済州島の海女を迎えて、情報の共有と交流を図る。

2010年10月:韓国済州島において開催された「第3回海女祝祭」に本市副市長とともに、本市菅島の海女が招待される。

2010年10月:済州市観光振興課交流協力担当他6名が本市へ表敬訪問

2011年2月:外務省による韓国メディア招聘事業において、韓国メディア関係者14名が本市を訪れ、海の博物館等を視察

2011年10月:海の博物館と本市が連携し、海女ガイドブック「目で見る鳥羽・志摩の海女」ハングル語版発刊

2011年10月:韓国済州島において開催された「第4回海女祝祭」に本市市長をはじめ、鳥羽・志摩の海女(相差、答志、御座)が訪問し、済州島海女との交流を深める。

2011年10月:海女サミット2011日本列島海女さん大集合を本市において開催。全国各地、韓国済州島の海女を迎えて交流を図る。
2014年10月:海女サミット2014in志摩を、鳥羽市のお隣の志摩市において開催。全国各地、韓国海女の交流や種苗放流などを実施し、海女文化の振興を行う。

2015年7月:日韓国交正常化50周年記念事業として、日韓に共通する「海女文化」をモデルに鳥羽・志摩および韓国の済州・釜山などで学生を中心とする若者の交流を行い互いの理解と親交を深める。

2015年11月:海女サミット2015in鳥羽を開催する。日韓の海女の交流を鳥羽商工会議所にて行ったほか、答志島にて記念放流を行うなど、海女文化の発展に努める。

2016年11月:海女サミット2016in志摩を開催する。日本水産増殖学会との共催で行われ、大学生約50名が参加する。交流会では安倍昭恵首相夫人も参加し、海女文化の普及啓発活動を行う。

2017年3月:「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定される。

2017年3月「鳥羽・志摩の海女漁業と真珠養殖業-持続的漁業を実現する里海システム-」として日本農業遺産の認定を受ける。

2017年10月:海女サミット2017in鳥羽の開催。

 

 


 

 

よくある質問

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お問い合わせ

所属課室:農水商工課水産係

〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽三丁目1-1

電話番号:0599-25-1167

ファックス番号:0599-26-2810