くらしの情報 > 市政情報 > 鳥羽市長のページ > 中村欣一郎市長の「山椒は小粒でも・・・」 > vol.12今日という日に感謝して
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更新日:2018年6月1日
石鏡町出身の鳥羽一郎さん、山川豊さん兄弟が歌謡界にデビューされて30数年になります。二人がずっと第一線で活躍されているのは、地元の私たちにとって、とても誇らしいものです。どこへ行っても「兄弟船の・・・」「アメリカ橋の・・・」ですぐにわかってもらえます。
その弟の山川さんがデビュー38年目にして、初めて鳥羽を題材にした、念願のご当地ソングを唄ってくれることになりました。
まずは昨年6月発売の「潮騒」。
歌詞の中には、潮騒の舞台となった神島が唄われており、発売を記念して神島の開発総合センターで島の皆さんを前に披露しました。
中学校は違うものの山川さんと私は同い歳、今年還暦を迎えます。
往復の定期船のデッキでは、二人で答志島を眺めながら、当時の中学校の駅伝大会で答志スカイラインを走った事など、昔話に花が咲きました。
そして船中でも舞台でも繰り返し語ったのは、
「鳥羽の強みは食だよ」
「泊まるところは少々古くたっていいんだよ」
「食で観光客を呼ぶんだよ。虜にするんだよ。舌が覚えているからまた来てくれるんだよ」 ということでした。
最後はステージの上から、客席の私を指差して「市長わかってくれた?頼んだよ!」と。
そして先月「今日という日に感謝して」を携えて、相差町へ。
1番の歌詞に石神さんが唄われており、2番の歌詞で真珠島、3番の歌詞では夫婦岩も描かれているご当地ソングです。石神さんの新社殿ご造営記念として弘道小学校の体育館でコンサートが開催されました。神島もそうでしたが、合間のおしゃべりがとても面白く、活き活きした鳥羽弁丸出しの、とても温かみのある1時間でした。
私は学生時代、東京はアパートでの一人暮らしでした。
山川さんは有力新人だったのでしょう、「函館本線」のスポットCMが何度も何度もラジオから流れていました。友人から「きんちゃん、この山川豊って鳥羽の人だよ」と教えられるまで知りませんでした。
この東京の空の下で、同郷の同世代が頑張っている。
山川さんは今スタートを切った。
そう思ったら自分も頑張らねば、と勇気付けられたのを今でも鮮明に憶えています。
山川さん本人は「演歌だから、ボチボチ、こつこつ、ジワジワ売れてくのがいいんだよ」と話していましたが、いつの日か紅白歌合戦にもこの曲で出てほしいものです。
新しく始まったこのコーナーでは、市長の政策上の考え方や、その時々の話題に沿った思いなどを市長自身が執筆します。
そして、市民のみなさんからいただいた感想やご意見をこの「通信ボックス」で紹介したり、改めて市長からご返事を掲載しながら、双方向の意見交換をしたいと思います。みなさんの積極的なご参加をお願いします。
総務課秘書広報係(〒517-0011鳥羽市鳥羽三丁目1番1号、FAX0599-26-2474)または、市のホームページ(http://www.city.toba.mie.jp/top.html)のトップページの「ご意見・ご質問」へ。
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