くらしの情報 > 市政情報 > 鳥羽市長のページ > 中村欣一郎市長の「山椒は小粒でも・・・」 > vol.19本のある風景、一緒につくりませんか?
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更新日:2019年2月1日
本が好き、本屋が好き、図書館大好きの市長です。
経歴書に、今でも「趣味 立ち読み」って記入しています。
すでに市民に好評の鳥羽市立図書館をさらに充実させたくて、市長になってすぐに指示を出したのが、図書館の利用しやすさに関してでした。
お堅く言うと、図書館は知の拠点。
知的欲求を満たし、主体性を高め、市民の学びを支えます。「図書館づくりは人づくり」といわれる所以です。
市民文化会館の1階にあった図書館が、市民の森の一角の今の場所に移ってから、今年でちょうど30年になります。おかげで最近では公園とともに、市外のかたからも評判の良い施設として人気を博しています。
さて、そんなことを嬉しく思う私はさらに、「おやっ、こんなところに本が!」みたいな意外な面白さが、鳥羽のまちじゅうにあるといいな、と思っています。ドラえもん風に言うなら「どこでも図書館」です。
バスや定期船の待合室など、人の集うところ、手の届くところに本があるって、素敵だと思いませんか?単にいらなくなった本を置いているのではなく、数は少なくても、きれいに整頓され、ここで読んでみたいなと思わせる本が並ぶ。市民だけでなく旅の途中の観光客も本を手に取り、居合わせた人と話が弾む、みたいな。
同じ本でも、海の見えるところで読んだり、木洩れ陽の中で読むのは、また違ったものが感じられるような。
そんな図書館を市内の各所に設けて、人と人、人と本のつながる場所作りをスタートさせます。
考えているのはわずか20~30冊、買い物かご1つ分くらいの図書を置くことから始めてみたいと思います。
まずは2月6日に市民の森公園のガリバーのところに2号館を考えています。(この日はガリバーのお色直しの完成式が予定されています)
ちなみに1号館は市役所の市長室の前にあり、私が管理する書棚です。もちろんどなたでも借りられます。
たとえば市民の森公園だったら、ガリバーの周りでブランケットを敷いて子どもと絵本を広げている姿。公園で子どもが遊ぶ姿を眺めながら、木陰でコーヒー持参で小説を読む光景。子どもが茂みの中で、秘密基地気分で読む姿・・
「わたしたちの地域でやってみたい!」という声があれば、蔵書の提供など、どんどん支援していきたいと思います。
まずは小さく始めて見ませんか?
お問い合わせは、教育委員会生涯学習課(☎25-1268)まで
新しく始まったこのコーナーでは、市長の政策上の考え方や、その時々の話題に沿った思いなどを市長自身が執筆します。
そして、市民のみなさんからいただいた感想やご意見をこの「通信ボックス」で紹介したり、改めて市長からご返事を掲載しながら、双方向の意見交換をしたいと思います。みなさんの積極的なご参加をお願いします。
総務課秘書広報係(〒517-0011鳥羽市鳥羽三丁目1番1号、FAX0599-26-2474)または、市のホームページ(http://www.city.toba.mie.jp/top.html)のトップページの「ご意見・ご質問」へ。
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