くらしの情報 > 市政情報 > 鳥羽市長のページ > 中村欣一郎市長の「山椒は小粒でも・・・」 > vol.31鳥羽セールスの三種の神器
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更新日:2020年3月1日
「胸元のそれいいね」
「えっ、この真珠ですか?」
「男性が着けると、またオシャレだね」
「鳥羽は真珠養殖発祥の地なんです」
「あの御木本幸吉さん?」
「そうです、ふるさと納税の返礼品にもありますよ」
「そのピンバッジは何ですか?」
「あっ、これは海女さんです。昨年、日本遺産にも認定されました」
「海女さんって、あの海に潜って漁をする人?」
「そうです。鳥羽には400人を超える海女さんがいて、その数は日本で一番多いんです」
胸元のピンがきっかけで初対面の人とも話がはずみます。さりげない話の流れで地元のPRができるのも幸せなことです。
そして最近新しいアイテムがひとつ加わりました。それは海藻の名刺です。手渡した瞬間から、目を白黒させる人、これは何かと明かりにかざす人、「かわいい!」と声を上げる女性、「何ですかコレ?」と問う人・・・
「鳥羽は今、海藻を売り出し中です。伊勢湾という内海と太平洋という外海の海域があるので海藻が豊富です」
「ワカメとかヒジキとかトコロテンとか・・・?」
「食べられるものを指折っても両手では足りないですね。食はもちろん、健康にも美容にも、そして海の健康という意味で環境にも大きな役割を果たしています」
「ふーん」
「そうそう、名刺のコレはスサビノリといって黒ノリと言われるものです。鳥羽のノリはちがいますよ。今まで食べてたのはなんだったんだ、って思いますよ」
先日お会いした、ある島の町長さんとはこんな会話をしました。
「この緑色のミルって海藻は歯周病に効くっていうので、養殖にチャレンジしたけどうまくいかなかったよ。その際、鳥羽市の水産研究所にも相談したよ」
「へぇー、以前そんなつながりがあったんですか」
最強の神器のおかげで、初対面の人に逢うのが楽しい毎日です。ちなみに3月24日㈫には第2回の海藻文化祭を開催します。どなたでもご参加いただけます。場所は海の博物館、くわしくは、6・7ページで確認してください。
新しく始まったこのコーナーでは、市長の政策上の考え方や、その時々の話題に沿った思いなどを市長自身が執筆します。
そして、市民のみなさんからいただいた感想やご意見をこの「通信ボックス」で紹介したり、改めて市長からご返事を掲載しながら、双方向の意見交換をしたいと思います。みなさんの積極的なご参加をお願いします。
総務課秘書広報係(〒517-0011鳥羽市鳥羽三丁目1番1号、FAX0599-26-2474)または、市のホームページ(http://www.city.toba.mie.jp/top.html)のトップページの「ご意見・ご質問」へ。
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