くらしの情報 > 市政情報 > 鳥羽市長のページ > 中村欣一郎市長の「山椒は小粒でも・・・」 > vol.35新しい生活様式プラスアルファ
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更新日:2020年7月1日
最近、市民のみなさんにまちで会うと「市長さん、大変やなぁ、コロナで」「身体壊さんように気を付けてなぁ」と私の体調を気遣って声を掛けてくださるかたが増えました。ありがとうございます。
自粛を求められていた全国の行き来が自由になって嬉しい反面、新型ウイルスがどこに隠れているか分からないという不安の中でお客様をお迎えするというのは、事業者の立場であれば気が休まることは無いと思います。これも観光地の宿命なのかもしれません。
さて、このコロナ禍の中にあって、気づいた世の中の変化がいくつかあります。
まず、ホームセンターがよく賑にぎわっていることです。かくいう私もたまに寄り道をします。花苗や肥料などの園芸用品を買い求める人、木材や工具などの売り場でDIYの秘策を練る人をよく見かけます。
二つ目は、道路脇や空き地の草刈りをされているかたをよく目にするようになりました。土地の所有者が手入れをされているものから、地域やグループで大掛かりにされているものまでさまざまです。地域のことは自分たちで、という機運が生まれつつあるのだとしたら喜ばしいことです。
三つ目は散歩やジョギングをする人が増えています。
市民の森周辺で各々がジョギングを、国道沿いや安楽島海岸にかけては、夫婦やファミリー単位で散歩されているかたが多く見られます。薄暮の中を和やかに歩く姿は、これまでの鳥羽にはなかったなかなかいい光景です。
私も休日といえども、いつ感染者が出るとも限らない状況ですので、心はいつも臨戦態勢です。そんな中で私なりの新しい生活様式をいくつか紹介します。ゴーヤの苗をリサイクルパークで分けてもらい、ネットは使用済みの海苔網を使ってゴーヤの棚づくりに挑戦しました。また、ゴールデンウィーク前に仲間と気になる道路脇の草刈りをしましたが、今そこはすでに雑草雑木の逆襲が始まっていますので、再度の草刈りをしなければと考えています。また、朝熊から金剛證寺への登山にも再挑戦したいと思っています。伊勢志摩スカイラインは車で上ることしか頭にありませんでしたが、こんな楽しみ方があったとは大きな驚きでした。
感染症は完全に終息することはないと言われています。市民のみなさんにおかれては、第2波の懸念もささやかれている中で不安もあるかとは思いますが、新たな感染拡大を防止するために引き続き「新しい生活様式」を実践しながら、少しずつでもご自身の楽しみをプラスアルファしてみてはいかがでしょうか。市では、引き続き感染拡大防止と経済の両立の取り組みを進めてまいります。
新しく始まったこのコーナーでは、市長の政策上の考え方や、その時々の話題に沿った思いなどを市長自身が執筆します。
そして、市民のみなさんからいただいた感想やご意見をこの「通信ボックス」で紹介したり、改めて市長からご返事を掲載しながら、双方向の意見交換をしたいと思います。みなさんの積極的なご参加をお願いします。
総務課秘書広報係(〒517-0011鳥羽市鳥羽三丁目1番1号、FAX0599-26-2474)または、市のホームページ(http://www.city.toba.mie.jp/top.html)のトップページの「ご意見・ご質問」へ。
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