くらしの情報 > 市政情報 > 鳥羽市長のページ > 中村欣一郎市長の「山椒は小粒でも・・・」 > vol.5地元になくてはならない、県議会議員!
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更新日:2017年10月1日
三重県議会議員は今、鳥羽市に一人、志摩市に二人います。
しかしながら次回平成31年の選挙では「鳥羽志摩選挙区」として一つの選挙区となり、定数は一つ減って両市で二人となります。
二年前にいったん決めたことではあるものの、果たしてこのままでいいのか?
あまりに性急ではなかったか?極端に一部の地域に偏りがなかったか?など、再検証をしています。
特に「偏り」という面では、51人の定数を一気に6人減らすのですが、減らす6人は多気郡以下すべて県南部地域である、というのが大きな争点となっています。
県南部は人口減少も顕著で、県北中勢部と比べた一票の格差は拡大するばかりなので、これを是正するためというのが6人減の大義となっています。
県議会における定数は国政とは違い、「地域事情に応じて当該議会で決めることが出来る」のですが、議論が伯仲して再検証が混迷を深めています。
そこでアンケートにより県民の声を聞くことになったようです。
主なポイントは3つあります。
●総定数はどうか?
●鳥羽志摩の合区はどうか?
●県南部に偏り過ぎてないか?
この議論は私も県議会議員のころから深くかかわってきた、地域の将来を左右する大事な問題です。
一票の格差の解消を図るのも大事なことではあるものの、鳥羽市と志摩市には三重県の6つの有人離島があり、海岸線が長いのも特徴です。人口減少対策を筆頭に、農林水産業の振興、獣害対策など県の南北格差の解消、南海トラフ地震への対応を考えた時、ここで定数を減らすのは、地元の声を県政に反映しにくくなるのは自明の理です。
参加方法は、記名式で、郵便、ファクス、メールで受け付けています。
用紙は、残念ながら県施設にしか置いていないので、鳥羽市役所の市民課に置くことにしました。
多くの方にご参加いただき鳥羽市民としての意思を伝えていただければと思います。締め切りは10月20日(必着)です。
新しく始まったこのコーナーでは、市長の政策上の考え方や、その時々の話題に沿った思いなどを市長自身が執筆します。
そして、市民のみなさんからいただいた感想やご意見をこの「通信ボックス」で紹介したり、改めて市長からご返事を掲載しながら、双方向の意見交換をしたいと思います。みなさんの積極的なご参加をお願いします。
総務課秘書広報係(〒517-0011 鳥羽市鳥羽三丁目1番1号 FAX 0599-26-2474)または、市のホームページ(http://www.city.toba.mie.jp/top.html)のトップページの「ご意見・ご質問」へ。
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