海に面した山々で放置されたウバメガシの間伐と利用の循環ビジネスモデルが完成。林業会社が間伐したウバメガシで、薪作りを始める一方、協議会でマーケティングを行い、地元の観光を始めとする事業者が薪の購入などで協力しています。
未利用魚と呼ばれる、これまで地域であまり使われてこなかった魚介類を「漁師の隠し魚」と名付け、エコツアーや飲食店などで活用した、観光の魅力づくりが行われています。同時に、その流通を通して一次産業をはじめとする各産業の活性化につなげる取り組みが進んでいます。
鳥羽市エコツーリズム推進協議会では、「循環」と「連携」をキーワードに鳥羽のエコツーリズムを進めるため、さまざまな団体が協議会に関わり、協議や仕組みづくり、普及啓発を行っています。