お年寄りを狙う悪質商法

粗品の引換券を配ったり、「日用品を無料であげます」などと呼び止めたりして仮設の会場へ誘い込み、最初のうちは家庭用品などの景品を無料で配り、締め切った会場で巧みな話術で一種の催眠状態にし、買わないと損をするように思わせて、冷静な判断を失ってから最後には高額な商品を契約させます。

羽毛布団・磁気マットレス・電気治療器具など

• 消費者が雰囲気に酔った状態で商品の購入を決定することになるため、後で品質や価格などについてトラブルになり易い。
• 臨時に設営された会場での販売であることが多いため、販売業者の所在が不明で返品やアフターサービスなどについてトラブルを生じ易い。
• 景品をもらった手前、断りきれずに不用の商品を購入したものの、やはり返品したいと申し出てトラブルになるケースが多くみられる。
• 一度会場にはいったらなかなか帰してもらえない。

• 商品をタダであげるなどという「うまい話」には十分注意しましょう。
• 粗品や引換券などを配っていても安易に指定された場所には行かないようにしましょう。

空き店舗等を利用して無料健康講座を開催し、病気が治るなどの薬効をうたって高額な健康食品を販売します。

健康食品など

• 「今日だけ」「ここだけ」と割安感を強調して実は高額な商品を売ることがあります。
• 長期講座を開く場合もあり、毎日通っていると断りにくくなります。

健康食品は薬ではありません。販売員の説明をうのみにしないようにしましょう。（販売員が嘘の説明をしたり、大げさな説明をすることもあります。）