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くらしの情報 > 教育・文化・スポーツ > 海女文化 > 海女漁業文化-海女漁業の振興、海女文化の保存・継承-

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更新日:2016年4月27日

海女漁業文化-海女漁業の振興、海女文化の保存・継承-

潜水海女小屋答志あわび

「海女サミット2015in鳥羽」を開催しました!

平成27年11月6日・7日の2日間、鳥羽商工会議所と答志コミュニティアリーナをメイン会場に「海女サミット2015in鳥羽」を開催し、全国や韓国から約150人の海女さんが一堂に会しました。
1日目は、記念講演とシンポジウムを行い、両国の海女漁業の現状などについてディスカッションされました。同日夜にはコミュニティアリーナを会場に、交流会を行い、海女さん同士の交流を図りました。
2日目は、アワビ稚貝の記念放流の後、「新しい海女の時代に向かって」をテーマとした全国の若手海女によるセッションや、海女小屋の雰囲気を醸し出した会場の中で、全国のベテラン海女が楽しく奥深い話を行い、力を合わせて海女文化の継承に向けた取り組みを進めることを確認しました。

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『鳥羽・志摩の海女』が、三重県無形民俗文化財に指定されました!

三重県教育委員会は平成26年1月23日、「鳥羽・志摩の海女による伝統的素潜り漁技術」を文化的な価値が高く保存していく必要があるとして、県の無形民俗文化財に指定しました。海女文化が県の文化財に指定されるのは全国で初めてです。

海女とは、素潜りでアワビやサザエ、海藻等をとる漁を生業とする女性たちのことで、他には類のない女性の漁師さんと言えます。

海女の歴史は古く、縄文時代や弥生時代の貝塚からは、大きなアワビ貝や、それを採るために使ったと思われる、鹿の角を加工した道具が発見されていることから、男女の別はわからないにしても、古代から受け継がれている漁法であるとの研究者の報告があります。

海女漁は、素潜りという独特の潜水技術による漁法で自然なる海の獲物を採り続け、長い時間、持続してきた素晴らしい漁法です。また、その持続性・継続性には大きな意味があり、地域ごとに厳しく漁期を定めたり、漁獲できる貝の大きさを定めるなど、多くの約束事を決めて、漁獲対象とする資源を「獲りすぎないよう」、「獲り尽くさないよう」に守り続けているのです。

現在、日本には、約2,000人の海女が現存しています(2010年海の博物館調査)。そのうち鳥羽市・志摩市には、全国でも最多となる1,000人近い「海女」が操業しています。しかしながら、海女を取り巻く環境は、漁獲資源の減少や海女数の減少と高齢化、後継者不足といった厳しい課題に直面しています。

このようなことから、平成24年6月に鳥羽市と志摩市、両市海女、三重県、漁協、観光商工団体に学識経験者等により海女振興協議会(会長海の博物館館長石原義剛)を結成し、海女漁の振興・海女文化の継承保存活動を行いながら、漁業面、文化面、観光面において更に振興し、地域活性化につなげていくための取り組みを行っております。

石鏡海女2しろんご2磯メガネ水面くざき

海女の基礎知識

(財)海の博物館提供の資料で見てみましょう。

50秒の勝負

海水中でどれだけ多く獲物を手に入れるかは、素潜りの海女さんにとって、ほぼ50秒の勝負です。深い漁場では、1秒でも早く海底へ潜り、短時間で浮上するために、男が船上で助ける「船人(フナド)」があります。

「磯笛」は浮上した時にする海女さん独特の呼吸です。

見えた!海の中が

水中メガネによって海士さんの海中世界がいっきに開けました。それまで海士さんは「素目(すめ)」だったので、海中が見にくく、目も疲れました。時には油を流して、水面をガラスのようにして、獲物を探しました。

明治20年ころ、日本で使われだした水中メガネは一時、アワビなどが採れ過ぎたため禁止になったほどです。でも、すばらしく便利な水中メガネは間もなく広く使われました。

見えた

寒さが大敵

海中での長い潜水の大敵は、寒さです。男より肉体的に寒さに強い女が海女に適している理由だったのでしょう。寒さから守ってくれるようになったのはウェットスーツです。昭和30年代から使用されだし、またたく間に普及しました。しかし、長い時間、潜れるようになりアワビなどの乱獲が進みました。また、男のあま(海士)も多くなりました。もっとも冬にナマコ漁など寒い冬の漁ができるようになりました。

 

寒さ

とり過ぎない工夫

海女さんが何千年も潜り続けてこられたのは、たくさん採りたいけど、採り過ぎないようにする工夫です。アワビ、サザエから海藻まで、根こそぎ採りつくしてしまったら、長い暮らしの糧に出来ません。だから海女さんは「大きくなすまで採らない」ために多くの約束事をつくり、みんなでしっかりと守ってきました。

とりすぎない

志摩半島の海女さんのいるところ

志摩半島の海女さんは、32年間前の3分の1まで減少しています。

志摩半島海女

全国で海女さんのいるところ

全国の海女さんは32年前の4分の1以下に減少しています。

全国海女

(資料提供:(財)海の博物館)

海女の獲物

春から夏にかけて、アワビ(黒アワビ、メガイアワビ、マダカアワビ)、とこぶし、サザエ、赤ウニ、バフンウニ、シッタカ(バテイラ、シリダカ)、蛸

冬場は、ナマコ、サザエ、紫うに

ところによっては、伊勢えび、イガイなども獲ります。

また、ワカメ、アラメ、ヒジキ、テングサ、けのり(カヤモノリ)などの海藻を収穫するのも海女さんの仕事です。

目で見る鳥羽・志摩の海女

amabook

平成20年度に鳥羽市と(財)海の博物館が共同で作成した海女ガイドブック「目で見る鳥羽・志摩の海女」をご紹介します。

なお、「目で見る鳥羽・志摩の海女」を購入希望の方は、海の博物館TEL0599-32-6006にて、一部700円で購入できますのでお問い合わせください。

 『目で見る鳥羽・志摩の海女』日本語版

 『目で見る鳥羽・志摩の海女』英語版

 

海女振興協議会の取り組み

「鳥羽・志摩の海女」PRポスターが決定しましたのでお知らせします。

 

これまでの海女文化に関する経緯

2007年10月:済州島で開催された「第2回海女博物館韓・日国際学術会議」にて海の博物館石原義剛館長が「志摩の海女」について講演

2008年6月:「第3回海女博物館韓・日国際学術会議」が開催され、石原館長と本市答志島の海女2名が招待される。(済州島にて海女道具一式を「海女博物館」に寄贈)

2008年9月:島の旅社と市が連携し、日韓海女交流会を開催し、答志島、神島、菅島において地元海女と済州島海女の交流を図った。

2009年6月:海の博物館と本市が連携し、海女ガイドブック「目で見る鳥羽・志摩の海女」発刊

2009年10月:「日本列島海女さん大集合海女フォーラム(PDF:2,607KB)(別ウィンドウで開く)」を本市において開催。全国各地、韓国済州島の海女を迎えて交流を図る。

2010年9月:「日本列島海女さん大集合第2回海女サミット」を志摩市において開催。全国各地、済州島の海女を迎えて、情報の共有と交流を図る。

2010年10月:韓国済州島において開催された「第3回海女祝祭」に本市副市長とともに、本市菅島の海女が招待される。

2010年10月:済州市観光振興課交流協力担当他6名が本市へ表敬訪問

2011年2月:外務省による韓国メディア招聘事業において、韓国メディア関係者14名が本市を訪れ、海の博物館等を視察

2011年10月:海の博物館と本市が連携し、海女ガイドブック「目で見る鳥羽・志摩の海女」ハングル語版発刊

2011年10月:韓国済州島において開催された「第4回海女祝祭」に本市市長をはじめ、鳥羽・志摩の海女(相差、答志、御座)が訪問し、済州島海女との交流を深める。

2011年10月:海女サミット2011日本列島海女さん大集合を本市において開催。全国各地、韓国済州島の海女を迎えて交流を図る。
2014年10月:海女サミット2014in志摩を、鳥羽市のお隣の志摩市において開催。全国各地、韓国海女の交流や種苗放流などを実施し、海女文化の振興を行う。

海女サミット2014ポスター(JPG:1,007KB)

 


 

 

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お問い合わせ

所属課室:農水商工課水産係

〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽三丁目1-1

電話番号:0599-25-1167

ファックス番号:0599-26-2810