姉妹提携の経過
1.提携年月日およびその根拠
1966年(昭和41年)3月24日(市議会議決の日)
2.提携の動機と経過
昭和32年頃カリフォルニア州サンタバーバラ市に住むテッド・スミス氏(ハワイにて航空関係の仕事に従事)が来日され、友人である藤田観光株式会社専務取締役小川邦夫氏と共に鳥羽を訪ねられました。その時、真珠のふるさとであり、美しい自然美の鳥羽に感心され、その時に姉妹都市の話がなされました。

しかしながら、当時はまだ外国から来ていただくのには、ホテルが完備していないなど、いろいろな事情から実現しませんでした。
その後、昭和37年、市庁舎が完成、続いて鳥羽国際ホテル(昭和39年3月)、藤田鳥羽小涌園(昭和40年12月)もオープンし、当市を訪れる内外の観光客が激増することが予想されました。そこで、外国と姉妹都市提携を結び国際観光都市としての発展を期そうという考え方から、先の藤田観光株式会社専務取締役小川邦夫氏のお世話により姉妹都市提携の話が進められ、1966年(昭和41年)3月24日、本市議会において議決され、提携されました。
鳥羽市は、アメリカのカリフォルニア州サンタバーバラ市と、「文化、産業の交流をはかり、親善と友情を深めるため」姉妹都市を提携しました。藤田観光の小川邦夫専務(当時)を仲立ちとして、両市が話合いを進めた結果、1966年の3月6日にサンタバーバラ市議会で鳥羽市との姉妹都市の提携が議決され、続いて鳥羽市議会でも第1回定例議会の最終日、3月24日に提携を議決されています。姉妹都市の縁を結ぶ事になったサンタバーバラ市へは、同年6月に当時の中村幸吉市長が公式訪問し、親善と友情の誓いも新たに、6月14日当時のサンタバーバラ市のW・DON・マックギルブレイ市長と姉妹都市の調印を行いました。

更新日:2022年03月31日