海女文化を活かした活性化構想計画

更新日:2022年03月31日

考え方と位置づけ

鳥羽市は女性が素潜りと素手で魚介類をとる「海女」が約500人操業しており、「日本で一番海女の多いまち」として市の特徴となっています。また、鳥羽市の海女は古い歴史を持ち、伊勢神宮をはじめ信仰と密接にかかわるなど、文化的価値が高いのも特徴です。

海女は鳥羽市にとってかけがえのない貴重な産業資源かつ文化資源であり、検討委員会および各ワーキンググループの討議され、その関連は商工、観光、環境、教育、健康など多岐にわたり、さまざまな分野において海女文化を活かした地域づくり事業を展開しています。

しかし、近年水産資源の減少や漁業収入の低迷、海女の高齢化と後継者不足が顕在化し、生業としての海女漁の継承は重大な局面を迎えていると言わざるを得ません。

そこで鳥羽市が中心となり、漁業や観光、教育部門が連携した推進体制のもと、海女と海女文化の有効性「知り」「守り」「役立てる」ことで、地域活性化を図る構想計画をとりまとめました。

計画策定時期

平成29年3月

計画策定への経過

海女文化に関する有識者や地元団体等で組織する「海女文化を活用した活性化構想計画策定検討委員会」を組織し、9月・10月・3月に開催し取りまとめました。また、海女に関する各分野別の議論を行うため、「文化」「教育」「観光」「水産」の各分野別にワーキンググループを立ち上げ協議を行いました。

計画データ

(注釈)本構想計画はこのほか附属として13ページ以降に検討の経緯や調査結果がありますが、データ容量の関係等から12ページまでのデータとなっています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課 社会教育係
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