令和3年10月定例記者会見

更新日:2022年03月31日

令和3年度 市長定例記者会見。市章や市長の写真、市の形状などが背景にデザインされている。

定例記者会見資料を掲載いたします。

令和3年10月定例記者会見日時:令和3年10月26日(火曜日)

1.鳥羽市民栄誉賞の授与について

記者からの質問・回答

質疑なし

2.鳥羽市市制施行67周年記念式典の開催について

記者からの質問・回答

質問:パレードを行う話があったがどうなったか。

回答:11月1日の式典の後にはイベント等は行いません。

回答:鳥羽のオリンピック選手を応援する会(以下、応援する会)でパレードも含め、フェンシング教室や等身大パネルの作成など日程も含めて検討しています。

質問:市民栄誉賞に合わせて実施すると理解していたが。

回答:11月1日にはパレード自体は実施しません。応援する会の事業については、近日中に開催される総会でどのような事業を行うか決めていきます。

市長:前回の記者会見で表彰とパレードが同じ日になるかのような説明があったかもしれませんが、主催する応援する会で検討していますので、今回の表彰に合わせて行うことはないということにご理解いただきたいと思います。

3.「山田優写真展」の開催について

記者からの回答・質問

質問:オリンピックで使用したユニフォームを展示するか。

回答:山田選手からお借りしたユニフォームは、オリンピックで使用したものではありません。オリンピックで使用したものは現在も使われているとのことでお借りできませんでした。

質問:いつ使っていたものか。

回答:約2年前まで試合で使用していたものです。また、マスクなど全てをお借りしたかったのですが、剣だけはお借りすることができませんでした。

質問:剣も一応展示はするが、本人の物ではないということか。

回答:剣については、関係者からお借りしました。

質問:改めて開催に向けて一言。

市長:コロナで沈んでいた中で鳥羽としては、とりわけ大きな明るいニュースだったと思います。しかも出場するだけでも明るいニュースであったのが、個人で6位入賞、団体の金メダルということで、山田選手の頑張っていた勇姿を写真展等で1人でも多くの方に見ていただきたいと思いますし、応援していたということを山田選手に直接伝えられたらと思っています。応援の動画も作りましたが、試合前に動画を見て非常に心強く、力をもらったと山田選手にお聞きをして、応援する会でよくやってくれたと感謝しています。

質問:動画は展示しないのか。

市長:動画の展示も面白いかと思ったのですが、プライベートな部分も入っていますので展示は考えていません。

質問:入場無料か。

市長:そうです。

質問:開場時間は何時か。

回答:体育館の開館時間に合わせて朝9時から夜9時までとなっており、月曜日は休館となります。

4.大規模災害時の「救援物資訓練」の実施について

記者からの回答・質問

質疑なし

5.鳥羽市防災訓練(シェイクアウト訓練)の実施について

記者からの回答・質問

質問:昨年は、防災訓練は行わなかったか。

回答:昨年は、町内会、自主防災会を対象に風水害の災害時における避難所運営開設訓練を実施しました。

質問:場所はどこでやったか。

回答:市民体育館と市役所西庁舎で行いました。

質問:今年は避難所運営開設訓練やらないのか。

回答:今年度は、2月に防災リーダー研修として現在計画中です。

質問:シェイクアウト訓練は鳥羽市として初めてか。

市長:初めてです。県内でも初めてと聞いています。

6.「災害伝承10年プロジェクト」語り部による講演会の開催について

記者からの回答・質問

質疑なし

7.陸上自衛隊との土木工事に関する協定締結式について

記者からの質問・回答

質問:自衛隊が無料で工事をしてくれるのか。

市長:訓練と兼ねて工事をしてくれます。市の負担分もありますが、お金だけではなく、場所や食事の提供とか、いろんなものが組み合わさっています。南鳥羽地区の防災能力の向上と、道路を拡幅した行き先が自衛隊にもご縁のある春雨公園ということも選んでいただいた要因だと思っています。

質問:自衛隊による土木工事は何回も行われているか。

市長:59年前になりますが、昭和37年に鳥羽から今浦間で工事を行った実績があります。私も子供の頃から自衛隊道路と呼んでいました。これ以外には実績はありません。

質問:ヘリポートは完成しているか。

回答:完成はしていますが、ヘリポートとして申請しておりませんでしたので、今年度、新たに申請をしました。

質問:春雨公園にはどういうご縁があるか。

回答:明治44年11月23日に駆逐艦春雨という船が、嵐を避けるのに的矢湾に入ろうとして、春雨公園がある菅崎の岩礁に乗り上げて座礁してしまったそうです。乗組員が64名いたそうですが、44名が亡くなる大惨事でした。その時に相差町の地元の漁師や海女が救助をしました。説によると海女たちが体温で温めて19名が救われたという話があります。そういうご縁があって、今年で110周年になるそうですが、慰霊祭が毎年11月に行われています。

8.「クルーズセミナーin鳥羽市」の開催について

記者からの質問・回答

質疑なし

9.その他

記者からの質問・回答

改ざん定期乗船券の使用にかかる被害届の受理について

質問:何容疑になるか。

回答:詐欺罪になります。

質問:こういうことはよくあるのか。

回答:改ざんをされたのは初めてです。

質問:定期船史上初めてのことか。

回答:改ざんというのは初めて聞きました。過去にはないと思います。

質問:この方は今回、初めて改ざんを行ったのか。

回答:それも含めて今、警察で事情聴取がされていると思います。

10月25日未明の火災について

質問:火災で江戸川乱歩館の母屋が焼失し臨時休館している。貴重な資料が展示されていたと思うが市長の所感は。

市長:最近、特に若い女性など、入館者が地道に増えつつあったと聞いていますので、文化的にも観光面でも吸引力のある施設だったと思うと残念に思います。消失した資料がどれだけあるかは調査中で分かりませんが、まだ手をつけてない資料もあったと調査員のコメントで聞きましたので、他にもこれからまだ活用できるネタがそこに詰まっていたのかと思うと本当に残念でなりません。

質問:指定文化財は無かったというものの、文学的、歴史的資料価値のあるものがあったように思う。この火災を機に市内の文化財の保管などについて所見はあるか。

市長:他に関連するものがどれだけあるかも把握しきれていませんが、そういうことを検討するきっかけにしたいと思います。

質問:市は直接、管理・運営には関わっていないのか。

教育長:施設の管理・運営は、商工会議所が中心に行っていますが、施設にある文化財にあたるものを発掘しながら発表していくという仕事には携わっています。大学研究者、施設の持ち主、商工会議所、教育委員会が入り、資料を整理しよう話し合っている最中にこの惨事にあったので、見通しについてはまだ見えない状況です。

質問:再開に向けて市や市教育委員会が支援や援助することはないか。

教育長:建物が教育委員会の所管ではありませんのであくまでもサポートするという立場です。とにかく焼失した資料も、していない資料も整理し、文化的な価値等を見出す作業を商工会議所と相談しながらやっていきたいと思っているところです。

質問:資料とはそもそも何か。

教育長:江戸川乱歩と親交が深かった岩田準一さんが乱歩とやり取りした手紙があり、大学の先生たちが見出して、歴史的な価値を位置付けるところでした。手紙、絵画などいろいろなものが散見されていました。

質問:焼失した資料は何点か。

教育長:現在のところ確認できていません。2階の一部屋に全部入っていたような状況で、それを一つ一つ取り出しながら、つまびらかにしていこうというところで、所有者自身も、どこに、何が、どれくらい入っているかも分からない状況です。

質問:ガラスケースに入っていた書簡以外は燃えてしまったということか。

教育長:ガラスケースは幸いにも残っていたということです。残ったものもほとんどに水が掛かっていて復元は厳しいと聞いています。

質問:ガラスケースの中のものは大丈夫だったのか。

教育長:私自身がガラスケースの中に何が入っていたか承知していませんが、幸いにも残ったと聞いています。

質問:建物は三つあるのか。

市長:住居一つと蔵が二つです。

教育長:現在、現場検証のために中に立ち入れませんので、確認が取れていない状況です。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 秘書係
〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽三丁目1番1号
電話番号:0599-25-1105
ファックス:0599-25-1233

メールフォームによるお問い合わせ