食中毒を予防しよう

更新日:2022年03月31日

 気温や湿度が高くなる夏季は、食中毒の原因となる細菌が繁殖しやすいため、注意が必要です。家庭でできる食中毒予防として次のことに気を付けましょう。

手洗いをしっかりする

 手には、さまざまな雑菌が付着しているため、手洗いは食中毒予防の大切なポイントです。次のようなときは、せっけんでしっかり手を洗いましょう。指の間や爪、手首など、洗い残しのないように丁寧に洗いましょう。

  • 調理や食品を扱う前 *生の肉や魚、卵などを扱う前後
  • 用便後やおむつ交換の後
  • 鼻をかんだ後
  • 動物に触れた後
  • 食卓につく前

菌の広がりを防ぐ

 生の肉や魚、卵などに付着している菌が、他の食品へ付着しないように次のことに気をつけましょう。

  • 生の肉や魚、卵などを扱った調理器具は洗剤でよく洗い、熱湯や台所用殺菌剤で殺菌する。
  • 加熱しないで食べるものは調理器具を分けたり、先に扱う。
  • 焼肉などの場合には、生の肉をつかむ箸と焼けた肉をつかむ箸は別のものにする。
  • 調理後の料理は肉や魚を扱う場所から離して置いたり、ラップをかける。  

菌を増やさない

 細菌の多くは10度以下では増殖速度が遅くなり、マイナス15度以下では増殖が停止します。菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。肉や魚などの生鮮食品やお惣菜などは購入後すぐに冷蔵庫に入れましょう。また、冷蔵庫に入れても、細菌はゆっくりと増殖するため、冷蔵庫を過信せず、早めに食べることが大切です。

菌をやっつける

 ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅するため、中心までよく加熱することが大切です。レンジで加熱するときは、途中でかき混ぜるなど加熱むらのないようにしましょう。また、温めなおすときも十分に加熱しましょう。

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