県指定文化財 木造三宝荒神像

木造三宝荒神像
種別 | 県指定有形文化財(彫刻) |
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所在地 | 鳥羽市河内町 |
指定年月日 | 昭和52年3月28日 |
解説 | 総高24.9センチメートル。檜材、寄木造。三面八臂像で頭部頂上に化仏として菩薩3面、その下に忿怒形2面を置く。本面及び側面2面は忿怒形で差首とする。脇面は本面へ矧ぎ付け、八臂のうち第1手は肩で、脇手は胴へ矧ぐ。腰の一部及び膝を胴へ矧ぎ付けている。裳には輪宝を盛り上げ文様とし、裳、臂釧、菩薩の髪を紺青、恕髪、岱赭、肉身は赤朱、条帛は緑青で彩色する。条帛や衣等には金泥で網目文等を描く。胎内に、享祿5(1532)年の銘がある。室町時代以前の荒神像は少なく、ことに在銘のあるものはあまり知られていない。 |
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更新日:2022年03月31日