県指定文化財 奈佐のヤマトタチバナ

奈佐のヤマトタチバナ
種別 | 県指定天然記念物 |
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所在地 | 鳥羽市桃取町 |
指定年月日 | 昭和30年4月7日 |
解説 | ヤマトタチバナはタチバナ、ニッポンタチバナとも呼ばれる常緑の小高木で、沖縄に生育するヒラミレモンとともに、我が国に分布する数少ないミカン属の一種である。5月頃に白色の花を開き、芳香がある。秋には美しい黄金色の直径2センチメートル程の果をつける。桃取町には比較的多く見られ、それらの大半は野生橘ではなく、境界木として植歳されたと考えられるが、大きなものは全国的にも珍しい。なお、指定調査時には、22個体が確認され、そのうち生育の良好な大形の3個体が指定されたが、童子地区の個体はその後枯死し指定が解除された。また、楠路脇地区の1個体は同規模の巨木として追加指定を受けたものである。 |
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更新日:2022年03月31日