市指定文化財 日本丸の板戸

日本丸の板戸
種別 | 市指定有形文化財(歴史資料) |
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所在地 | 鳥羽市鳥羽三丁目 |
指定年月日 | 昭和52年3月30日 |
解説 | 日本丸は九鬼嘉隆の戦艦として著名である。朝鮮の役後は、鳥羽に帰り、永く繋留されていたが、内藤忠重の時に改造され、大龍丸と改め、その後、次第に腐食が激しくなったため、安政のころ解体された。光岳寺にある板戸絵は、天主高楼内の書院に用いられていたという杉板の襖で、板戸四枚の各一枚は縦163センチメートル、横75センチメートルと、一般家庭のものよりも一回り小さい。鶏図の裏に山水画、唐人物図の裏面に鶴図の四図を描く。狩野派の濃絵で、当時の船内の豪華さが偲ばれる資料である。 |
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更新日:2022年03月31日