市指定文化財 西明寺のクロマツ(一本)

西明寺のクロマツ(一本)
種別 | 市指定天然記念物 |
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所在地 | 鳥羽市畔蛸町 |
指定年月日 | 昭和45年8月28日 |
解説 | クロマツは、胸高周囲が約3.8メートルあり、地上4メートルあたりで2つに分かれて水平に伸び、更に分岐した枝とともども曲がりくねり、枝張り8メートルにわたって奇形をなしている。遠くからでも目に付きやすいところから、海上で方角を定める目標としても親しまれたという。 畔蛸には、安政の津波によって流失した面白の松と称する有名な松があって、北条時頼も称したという伝説があるが、西明寺の松を面白の松二世に擬する向きもある。 県下では、津市雲出の毘沙門堂境内の「島貫アカマツ」と双璧をなすものといわれていた。 残念ながら、平成16年の度重なる台風や、夏の酷暑により、そして松くい虫の被害によって平成16年10月25日、伐採され、現在はその切り株が残っている。樹齢約300年であった。 |
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更新日:2022年03月31日