鳥羽少年探偵団

更新日:2022年03月31日

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鳥羽少年探偵団の発足

「世界中の謎を一緒に解こうじゃないか」江戸川乱歩の孫、平井憲太郎さんからの熱いメッセージを受けて始まった「鳥羽少年探偵団」。鳥羽市内の中学生で構成された探偵団員たちが、明智小五郎(市内の中学校教諭)から出された指令にもとずいて、鳥羽市にゆかりのある偉人たちについて調査を行っています。「指令」は、市内6中学校に設置された伝言板を通して探偵団員たちに伝えられます。

第1期生は、鳥羽市で青春時代を過ごした探偵小説家江戸川乱歩の足跡をたどり、東京都にある江戸川乱歩邸の探索に出かけました。第2期生は、戦国時代に織田信長や豊臣秀吉に仕えた水軍の将・九鬼嘉隆について、鳥羽城などを調査し、大阪城と兵庫県三田市を探索しました。第3期生は、小説『潮騒』の舞台となった神島の調査や映画鑑賞し、、山梨県山中湖村にある三島由紀夫文学館をめぐりました。第4期生は、明治六大教育家の一人で、日本の商船教育の先駆者として活躍した近藤真琴について調査し、東京都にある攻玉社学園へ出かけました。第5期生は、坂手島出身で豊かな自然を描いた日本画家・嶋谷自然を調査し、愛知県知多市歴史民俗博物館での嶋谷自然展を見学しました。第6期生は、小浜町に住み村医、校医として活躍した漂泊の詩人・伊良子清白を取り上げ、大台町に移築された旧住宅を調査しました。第7期生は保険事業を生み出し、鳥羽に奨学基金団体を設立した門野幾之進を取り上げ、母校である慶応義塾大学で調査を行いました。第8期生は、世界ではじめて真珠養殖に成功し、「世界の真珠王」と呼ばれた御木本幸吉を調査し、幸吉が思想面で影響を受けた人物である二宮尊徳を訪ねて神奈川県小田原市にある二宮尊徳記念館を、渋沢栄一を訪ねて東京北区にある渋沢栄一資料館を見学しました。第9期生は、「大伴部祢麻呂、都へ行く!」をテ-マとしてとりあげ、調査を重ねた後、木簡にある史実をを再現しようと海草を献上すべく、あおによし奈良の都を訪ねる予定です。

第9期生(平成21年度)

【テーマ】大伴部祢麻呂の足跡を追い、御食国の謎を調査せよ

第8期生(平成20年度)

【テーマ】真珠王の夢を探れ『御木本幸吉』

第7期生(平成19年度)

【テーマ】保険事業の生みの親『門野幾之進』

第6期生(平成18年度)

【テーマ】医師としても活躍した漂泊の詩人『伊良子清白』

第5期生(平成17年度)

【テーマ】豊かな自然を描いた日本画家『嶋谷自然』

第5期鳥羽少年探偵団報告書

第4期生(平成16年度)

【テーマ】明治六大教育家の1人『近藤真琴』

第3期生(平成15年度)

【テーマ】神島を舞台にした小説「潮騒」の著者『三島由紀夫』

【指令】三島由紀夫の小説「潮騒」の足跡を調査せよ

第2期生(平成14年度)

【テーマ】織田信長や豊臣秀吉に仕えた水軍の将『九鬼嘉隆』

【指令】九鬼水軍の謎を解け

第1期生(平成13年度)

【テーマ】鳥羽市で青春を過ごした探偵小説家『江戸川乱歩』

【指令】怪人二十面相から鳥羽の宝を守れ

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〒517-0022 鳥羽市大明東町1-6

鳥羽市教育委員会

電話番号:0599-25-1268
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〒517-0022 三重県鳥羽市大明東町1番6号
電話番号:0599-25-1268
ファックス:0599-25-1263

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