乳児の心肺蘇生

更新日:2022年03月31日

心停止の予防

子どもの心停止の主な原因は外傷、溺水、窒息などですが、その多くは日常生活の中で予防できるものです。

 自動車乗車時のチャイルドシートの着用、自転車乗車時のヘルメット着用、水の事故への注意、子どもの手に届くところに口に入る大きさのものを置かない、などです。

突然死を未然に防ぐことが何よりも重要になります。

乳児の心肺蘇生

 1歳未満の乳児は体の大きさが違うことから、未就学児(小児)の心肺蘇生より、さらに適した方法があります。

乳児と成人の大きな相違

  1. 人工呼吸を開始するタイミング
  2. 胸骨圧迫の仕方
  3. 気道異物への対応
  4. 小児用AEDパッドの用い方/li>

そばにいる方は、動揺してとっさに動けないかもしれません。しかし、何もしないより何かをしてあげてください。もしいきなり「胸骨圧迫」を行うことがためらわれるなら、「人工呼吸」から始めてもかまいません。息を吹き込むだけで状態がよくなるかもしれません。「人工呼吸」によって子どもの状態が悪くなることはありません。

それでも改善しなければ「胸骨圧迫」を行ってください

「何もしない」より「何か一つでも」勇気をもって行うことが大切です。

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