乳児の心肺蘇生
心停止の予防
子どもの心停止の主な原因は外傷、溺水、窒息などですが、その多くは日常生活の中で予防できるものです。
自動車乗車時のチャイルドシートの着用、自転車乗車時のヘルメット着用、水の事故への注意、子どもの手に届くところに口に入る大きさのものを置かない、などです。
突然死を未然に防ぐことが何よりも重要になります。
乳児の心肺蘇生
1歳未満の乳児は体の大きさが違うことから、未就学児(小児)の心肺蘇生より、さらに適した方法があります。
乳児と成人の大きな相違
- 人工呼吸を開始するタイミング
- 胸骨圧迫の仕方
- 気道異物への対応
- 小児用AEDパッドの用い方/li>
そばにいる方は、動揺してとっさに動けないかもしれません。しかし、何もしないより何かをしてあげてください。もしいきなり「胸骨圧迫」を行うことがためらわれるなら、「人工呼吸」から始めてもかまいません。息を吹き込むだけで状態がよくなるかもしれません。「人工呼吸」によって子どもの状態が悪くなることはありません。
それでも改善しなければ「胸骨圧迫」を行ってください。
「何もしない」より「何か一つでも」勇気をもって行うことが大切です。
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更新日:2022年03月31日