消火器の処分・リサイクル

更新日:2025年09月01日

古くなった消火器が破裂して、ケガをした事例があります。

古くなり腐食した消火器を操作したことで、消火器が破裂し、ケガをした事故が発生しています。

  • 平成21年 駐車場にあった消火器(平成1年製)を触ったところ、破裂し、男子児童が一時、意識不明の重体(大阪府)
  • 平成21年 屋外にあった消火器(昭和56年製)の移動中に誤って操作し破裂、男性が負傷(千葉県)
  • 平成23年 野外にあった消火器(平成2年製)を動かしたところ、破裂し、男性が負傷(鹿児島県)

これら以外にも古い消火器の廃棄作業中や火災時の初期消火の際に破裂し、負傷や死亡された事故が発生しています。

消火器は腐食しやすい環境(湿気が多い場所、屋外への長期間放置、海の近くなど塩分が多い場所)にある場合は、使用期限内(業務用はおおむね10年、住宅用は概ね5~6年)でも腐食して、破裂する可能性があります。
そのため、日頃から腐食していないこと等の目視点検をしてください。
屋外に設置するときは、格納箱に入れるなど腐食しにくい工夫をしてください。

消火器の処分・リサイクルの方法

破裂事故を起こさないためにも、次のことに注意してください。

古くなったり腐食した消火器を

  • 初期消火や訓練に使用しない。
  • 自分で分解しない。
  • 屋外に放置しない。
  • ごみとしてださない。

処分やリサイクルの方法は、次の方法により実施してください。
消火器の処分・リサイクルには、リサイクルシールのほか、引き渡しの方法によりその他経費がかかる場合があります。

鳥羽市消防本部、鳥羽市消防署、南鳥羽出張所では、消火器の回収は行っていません。

特定窓口を利用する。

特定窓口への持ち込み、または回収を依頼する。

特定窓口をさがす。(外部リンク
詳細については、ご利用いただく特定窓口へご確認ください。

消火器リサイクル推進センター

消火器のリサイクルについては、次をご参照ください。

ホームセンターの下取りサービスを利用する。

ホームセンター等で新しい消火器を購入する場合に、古い消火器の回収(下取り)サービスがある店舗があります。
詳細は、お近くのホームセンター等にお問い合わせください。

郵便局 ゆうパックでの家庭系廃消火器の回収を利用する。

日本郵政グループは、平成18年10月2日より全国の郵便局において、ご家庭に設置されていた廃消火器の「ゆうパック」による回収を行っております。
ただし、回収可能な消火器の大きさ(薬剤量3.0キログラム以下など)や簡易郵便局およびゆうパック取扱所では取り扱いができないなどの利用制限がありますので、詳細は、日本郵政ホームセンターでご確認ください。

家庭系廃消火器の回収について(外部リンク)

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防室 予防係
〒517-0021 三重県鳥羽市安楽島町1459番地3
電話番号:0599-25-9688
ファックス:0599-26-5024

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