浄化槽の維持管理
浄化槽は、トイレや台所、洗濯、風呂等の汚水を、微生物の働きを利用してきれいにする施設です。微生物が活躍しやすい環境を保つように維持管理を行うことが大切で、保守点検、清掃、法定検査を定期的に実施することが浄化槽法で義務付けられています。
1.保守点検
保守点検は、浄化槽の機能を良好な状態で維持できるように、汚泥や機器の点検、調整等を行います。家庭用では、年に3回から4回の保守点検が必要です。
2.清掃
清掃は、浄化槽の機能を十分に発揮させるため、槽内にたまった汚泥等の引き出し及び機器類の洗浄等を行う作業です。年に1回以上の清掃が必要です。
3.法定検査
法定検査は、保守点検・清掃が適切に実施され、浄化槽の機能が正常に維持されているか否かを総合的に判断するための検査です。浄化槽法では年に1回受けることが義務づけられていますので、必ず受検してください。法定検査は県知事が指定した一般財団法人三重県水質検査センター(電話番号:059-213-0707)が行います。
浄化槽の正しい使い方
- 放流水は必ず消毒してください。
- 専用のトイレットペーパーをお使いください。
- マンホールの上に物を置かないでください。
- 送風機などの電源を切らないでください。
更新日:2022年03月31日