鳥羽市バイオマス発電等導入検討調査業務
近年、全国的に、エネルギーの地域での地産地消に対する意識が高まっており、地域内で利用できるバイオマス資源の把握と利活用が望まれています。本市においては、観光都市であるため、一般廃棄物に占める事業系のごみの割合が過半を占めるなど、事業系一般廃棄物、とりわけ観光産業であるホテル・旅館等の生ごみの減量や利活用が求められています。
また、本市は伊勢湾内外の潮流が相対する場所であり、多くの漂着ごみが見られるが、そのために海岸機能の低下や生態系を含めた環境・景観の悪化、漁業への被害、観光面での影響などが指摘されており、こうした漂着ごみへの対策も課題となっています。
このような理由から、本市では、生ごみや漂着ごみ等の、市内での活用が期待されるものの現在未利用のバイオマスについて、バイオマス発電等導入検討調査を行いましたので報告します。
更新日:2022年03月31日