非核平和都市宣言

昭和61年6月20日制定

世界の恒久平和と人類の安全は、全世界共通の願望である。しかしながら核軍備拡大競争は依然として続けられ、今や人類の生存に深刻な脅威を与えている。われわれは、世界唯一の核被爆国民として、被爆の恐ろしさ、被爆者の苦しみを、世界各国に訴え、再びあの惨禍を繰り返させてはならない。よってわれわれ鳥羽市民は、世界の恒久平和と人類の安全の確保のため、核兵器の廃絶と軍備縮小を全世界に訴えるとともに、「持たず・つくらず・持ち込ませず」の非核三原則がすべての国の原則となることを強く希求し、ここに鳥羽市を非核平和都市とすることを宣言する。

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