令和5年5月定例記者会見

更新日:2023年05月30日

市長定例記者会見 画像

定例記者会見資料を掲載いたします。

令和5年5月定例記者会見日時:令和5年5月19日(金曜日)

1. しあわせのセブントークの開催について

記者からの質問・回答

質問:ワークショップの内容は決まっているのか。
市長:内容としましては、人数を30人としています。詳細の内容としては聞いていません。
回答:参加していただいた市民の皆さんや地域の方と地域起こしをしていくための手法を学んでいただきたいと思っています。ご両名のこれまでされてこられた実績もお話していただきながら、参考にして鳥羽の地域おこしに繋げて行きたいと思っています。

2. 鳥羽旅館事業協同組合との災害時等における宿泊施設等の提供に係る協定書の締結について

記者からの質問・回答

質問:対象となる施設は何施設あるのか。

市長:組合に加盟されているのは27施設です。

質問:避難場所や避難所として利用できるようになるとあるが、市指定の位置づけとなるのか。

市長:市指定ではないです。きっかけとしましては、昨年、観光と防災と地域という講演会を2度ほど開催しました。熱海の伊豆山での災害を受けて、熱海と関係のある三重県の防災関係者の方から鳥羽市も同じ観光地として参考になることがあるかもしれないとお話をいただいたので、私も同じ防災ボランティアの会員なので私に声を掛けていただいて、市の防災と観光に話を繋いだところ、そういう講演会がされて、主に熱海市のホテルの関係の方、防災の関係の方、いろんな面からお話をいただいて、それから協定に繋がったところです。

質問:発災時には27ある施設のいくつが、避難所として稼働できるのか市が施設と交渉するのか。

市長:事情もあると思いますし、当日の宿泊の状況や施設の被災状況にもよると思います。熱海市はそういった施設が沢山あって非常にスムーズに避難先として活用できたと聞いています。

質問:市指定の避難所に行けないような人が来るということで良いのか。

市長:はい。

質問:食事や水の提供等についてどのような対応となるのか。

回答:協定の依頼の内容としましては、施設を避難所として利用させてもらい、災害救助法の基準額で1泊3食付きで協力いただける施設となっています。

質問:1泊3食の費用は市が負担するのか。

回答:市が払います。

質問:市指定避難所で無くこちらの施設に避難者が集中してしまわないのか。

回答:基本的に災害救助法の規定に基づき、国と県の費用で災害への対応ができるようになります。その基準額が基になってきます。基本的に全ての人の避難という訳でなく、優先順位としては、要配慮が対象となります。避難所の状況や避難者の人数などにより、全ての人が入れるわけではないというのがあります。

質問:大規模災害により指定避難所で受け入れられない状況になった時に発動するということか。

回答:そうではなく、体育館では難しいような妊産婦さんであったり、子どもさんたちが、一旦は市の施設に避難したとしても、動いていただくという場合もあります。

 

3. 令和5年度ゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)観光施設の 入込み客数について

記者からの回答・質問

質問:宿泊者数が前年度比5.9%減となっているが理由は何かあるのか。
市長:全国旅行者支援の対象外の期間であったということがあろうかと思います。全体的に32.3%減ということで、戻りが7割しか戻ってないというのは共通している悩みですが、人手が中々戻らないというか働く人の不足が解消されていないというのがあると思っています。期間中に2部屋を1部屋にするような旅館の改装をされたところもいくつかあったかと思います。それで高級志向になっているのもあると思います。収容者数もそもそも減っていると思っています。
質問:徐々に戻ってきているということですが、これからお盆に向けて何か手立ては元年度ベースに戻すのに考えていないのか。
市長:伊勢志摩地域全体が、高付加価値化の補助金等でいろいろと手を加えて改修されている施設が多くありますので、そういったものも改修が済むにつれてプラス方向の要素になっていくのではと思って期待しています。

 

4. その他

記者からの回答・質問

質問:市長の話の中に人手が足りないという話があったが、それを補うための方法として注目を集めているのが高度外国人材ということで、外国人技能実習生でなく、通訳ができるなど、日本人とほぼ同じ採用の仕方で来てもらっている外国人が増えていると思う。鳥羽で調べてみると例えば戸田家さんで8か国24人の方に来てもらって働いていると聞いた。いろんな宿泊施設でそのような動きがあって、聞くところによると観光協会としては、市営住宅に住んでもらうような仕組みができないか検討しているようだが、市としてはどのように考えているのか。
市長:観光協会とその調整はずっとさせてもらっています。何とか出来る方向で指示はしています。何がハードルになっているのか最新のものは聞いていませんが、空いている市営住宅等を誰が借り上げて維持管理費はどうしていくのかなど、まだまだ検討すべきことが残っていますので、実現には至っていませんが、やれる方向で指示をしています。
質問:誰が借りるのか、維持管理費は誰が払うのかということがネックになっているということか。
市長:中で使う電気製品や風呂関係の製品など本来は何もないものですので、そういったものを旅館が持つのか、観光協会が持つのかといったところになります。
質問:やる方向で進んでいるということで良いのか。
市長:やれる方向で考えています。

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