県史跡鳥羽城跡

更新日:2022年03月31日

鳥羽城は、戦国期に織田信長、豊臣秀吉のもとで、水軍を率いて数々の戦功をあげた九鬼嘉隆が、水軍運用を重視して、当時国境であった妙慶川河口の南岸に突き出た小山に鳥羽城を築き、文禄3(1594)年に完成したとされています。

鳥羽城は、大手水門を海岸側に向け、周囲を海で囲まれた『海城』で、全国的にも稀有な城でした。本丸には3層の天守閣がそびえていましたが、明治時代のはじめに建物は解体され、現在は本丸周辺や、市文化会館の裏に石垣の一部が残っており当時の面影を残しています。

白黒で中央に鳥羽城、周りに木々や山、鳥羽城の周りの水、赤色で船が描かれている絵

描かれた鳥羽城(鳥羽市立図書館蔵)

様々な形の石で作られた石垣の写真

本丸に残る石垣

奥に石垣や土手があり、手前に勾玉のような形をした三つ巴の模様が描かれた布が張られている景色の写真

整備された三ノ丸広場

アクセス

鳥羽駅から山側の出口を出て徒歩10分

鳥羽水族館から国道・近鉄の線路を挟んだ向かいの小山が城跡です。

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