県指定文化財 木造三宝荒神像

更新日:2022年03月31日

八つの手を持つ赤い身体の仏が緑青色の台座に座っている木造三宝荒神像の写真画像

木造三宝荒神像

この文化財の説明
種別 県指定有形文化財(彫刻)
所在地 鳥羽市河内町
指定年月日 昭和52年3月28日
解説 総高24.9センチメートル。檜材、寄木造。三面八臂像で頭部頂上に化仏として菩薩3面、その下に忿怒形2面を置く。本面及び側面2面は忿怒形で差首とする。脇面は本面へ矧ぎ付け、八臂のうち第1手は肩で、脇手は胴へ矧ぐ。腰の一部及び膝を胴へ矧ぎ付けている。裳には輪宝を盛り上げ文様とし、裳、臂釧、菩薩の髪を紺青、恕髪、岱赭、肉身は赤朱、条帛は緑青で彩色する。条帛や衣等には金泥で網目文等を描く。胎内に、享祿5(1532)年の銘がある。室町時代以前の荒神像は少なく、ことに在銘のあるものはあまり知られていない。

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