県指定文化財 奈佐のヤマトタチバナ

更新日:2022年03月31日

森の中のような場所に緑色の葉をたくさんつけた一本の木が生えている奈佐のヤマトタチバナの写真画像

奈佐のヤマトタチバナ

この文化財の説明
種別 県指定天然記念物
所在地 鳥羽市桃取町
指定年月日 昭和30年4月7日
解説 ヤマトタチバナはタチバナ、ニッポンタチバナとも呼ばれる常緑の小高木で、沖縄に生育するヒラミレモンとともに、我が国に分布する数少ないミカン属の一種である。5月頃に白色の花を開き、芳香がある。秋には美しい黄金色の直径2センチメートル程の果をつける。桃取町には比較的多く見られ、それらの大半は野生橘ではなく、境界木として植歳されたと考えられるが、大きなものは全国的にも珍しい。なお、指定調査時には、22個体が確認され、そのうち生育の良好な大形の3個体が指定されたが、童子地区の個体はその後枯死し指定が解除された。また、楠路脇地区の1個体は同規模の巨木として追加指定を受けたものである。

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