国指定文化財 庫蔵寺鎮守堂 附棟札五枚

更新日:2022年03月31日

朱色に塗られており鈴のようなものが吊り下げられている庫蔵寺鎮守堂附棟札五枚の写真画像

庫蔵寺鎮守堂 附棟札五枚

この文化財の説明
種別 国指定有形文化財(建造物)
所在地 鳥羽市河内町
指定年月日 昭和31年6月28日
解説 鎮守堂は慶長10(1605)年に九鬼太郎五郎丸が再興した鬼子母神を祀る、一間社流造の小規模の建築で、江戸期に数度、修理されている。身舎は丸柱に舟麸肘木をのせる簡素な構造で、正面のみ中備に蟇股を飾る。正面丸柱には根肘木を挿込み庇柱を繋ぐ海老虹梁を受ける。これらの部材は時代の特徴をよく示しており、この地方に残る数少ない古建築として貴重である。棟札は慶長10(1605)年から宝暦6(1756)年までのものがある。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 生涯学習課 社会教育係
〒517-0022 三重県鳥羽市大明東町1番6号
電話番号:0599-25-1268
ファックス:0599-25-1263

メールフォームによるお問い合わせ