国指定文化財 伊勢神島祭祀遺物

更新日:2022年03月31日

木の箱に銅鏡が保管されている 伊勢神島祭祀遺物の写真画像

伊勢神島祭祀遺物

この文化財の説明
種別 国指定有形文化財(考古資料)
所在地 鳥羽市神島町
指定年月日 昭和58年6月6日
解説 八代神社に御神宝として伝えられたものである。その主体は銅鏡64面で、古墳時代から室町時代に及ぶ唐式鏡22面、和鏡42面で構成され、画文帯神獣鏡、二神ニ獣鏡、白牙弾琴鏡、海獣葡萄鏡、湖州鏡等その種類も多い。また、金銅装頭椎太刀残欠、三彩小壷など、特殊な用途の陶器や紡織機関係遺品など祭祀儀礼に係わりの深いものである。伊勢湾に浮かぶ神島は古代海上交通の要衝の地として重要視され、数々の祭祀儀礼が継続されてきたことが察せられ、古代の祭祀をみるうえの数少ない貴重な資料である。

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