菅島灯台(1基)

更新日:2022年10月19日

指定日 令和4年9月20日

種別 建造物

所在地 鳥羽市菅島町字ボシ山

解説 菅島灯台は志摩半島北東端の鳥羽港沖に浮かぶ菅島に所在する。鳥羽は、近世以来、海路の要所かつ難所として知られ、江戸時代には幕府が篝火(かがりび)堂を設けていた。
菅島灯台は、篝火堂に代わって明治政府が建設した、明治6年建設の洋式灯台であり、近代海上交通史上価値が高い。設計は明治初期の洋式灯台を多く手がけた英国人技師ブラントンである。ブラントン設計の煉瓦造灯台の最古の事例で、現存最古の煉瓦造灯台となる。現存する煉瓦造建造物としても最古級であり、貴重である。

菅島灯台