市指定文化財 坂手の棒練り

更新日:2024年04月23日

和装の男性たちが五色の細い紙をつけた棒を回して神社まで練りこんでいる坂手の棒練りの写真画像

坂手の棒練り

この文化財の説明
種別 市指定無形民俗文化財
所在地 鳥羽市坂手町
指定年月日 昭和60年12月19日
解説

江戸時代の寛文年間に、坂手村では病気が流行り、多くの死人がでたため、村人は、協議を重ね、「神頼みしかない」として、急いで尾張国の津島に走り、津島神社の午頭天王を勧請、疫病除けの守り神として仮社殿を造営、須賀神社としてお祀りをした。寛文12(1672)年のことである。その後、守護牛頭天王をお迎えした時の姿が「棒練り」の神事である。お迎えの行列は、村の中央広場より神社までの道を、両端に五色の細い紙をつけた棒を回して神社まで練りこみ、参拝祈願をする行事である。なお、祭りは平成27年7月12日の開催をもって休止となっている。

祭りの映像は下記よりご覧いただけます。

https://youtu.be/sohSx_wLnlY?si=itn202e272dcHMlL

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