市指定文化財 大村島の枕状溶岩

更新日:2022年03月31日

海に面した暗灰色の大村島の枕状溶岩の写真画像

大村島の枕状溶岩

この文化財の説明
種別 市指定天然記念物
所在地 鳥羽市浦村町
指定年月日 平成18年4月26日
解説 枕状溶岩とは、玄武岩などの溶岩が水中に流出した時に、溶岩の周辺部が急冷却されることによってできる岩石である。大村島の枕状溶岩は、大村島北西部の海岸に位置し、色は暗灰色を呈していて、露頭の規模は30メートルになる。噴出した時代は、化石より、古代ペルム紀中期からジュラ紀と推定でき、検出された化石より、当時の現地点は暖かい南方の海底と考えられることから、地質学上、1億5千万年前もの昔からの地殻の歴史を研究する資料として貴重である。

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