市指定文化財 安楽島舞台

更新日:2022年03月31日

日本瓦の屋根と木の外壁の安楽島舞台の写真画像

安楽島舞台

この文化財の説明
種別 市指定有形民俗文化財
所在地 鳥羽市安楽島町
指定年月日 平成8年11月26日
解説 鳥羽、志摩地方は、天王信仰の強いところで、毎年7月14日の天王祭には村の若衆組による地芝居が盛んに行われてきた。舞台は、この芝居をおこなう建物で、村の治安や警防を担う若衆の集う場でもあり、人々の娯楽の場でもあった。こうした舞台は、昭和30年頃まで、神島・菅島・浦村・相差・国崎など各村にもあったが、昭和40年頃から映画やテレビなどの他の娯楽におされ、次第に舞台を使う芝居は廃れていき、現在残るものは、安楽島と石鏡のみとなっている。
安楽島の舞台は、文久(1862)年の建造で、大きさは、間口7間2尺、奥行4間4尺あり、平成4年に外壁と日本瓦の貼り替え、棟木の一部を鉄で補強する修理が行われている。

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