市指定文化財 冷泉寺の鰐口

更新日:2022年03月31日

円形の大きな鈴で中空で下方に横長の裂け目があり沙弥西念と彫られている冷泉寺の鰐口の写真画像

冷泉寺の鰐口

この文化財の説明
種別 市指定有形文化財(工芸品)
所在地 鳥羽市菅島町
指定年月日 昭和46年8月18日
解説 鰐口とは仏閣の堂前に、太い綱とともに吊るしてある円形の大きな鈴。中空で下方に横長の裂け目がある。参詣者が打ち鳴らすものである。
鰐口の銘によると今から660年ほど前、矢田部信行という人が42歳の厄除けに、伊豆の三島神社へ奉納したものである。作者は沙弥西念と彫られている。
詳しいことは不明であるが、三島神社は伊豆にあり、どういう訳か菅島に流れ着いたものとみられる。県下における最古の鰐口であるという。

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