市指定文化財 西明寺のクロマツ(一本)

更新日:2022年03月31日

緑の針葉樹で水平に伸び、更に分岐した枝とともども曲がりくねっている西明寺のクロマツの写真画像

西明寺のクロマツ(一本)

この文化財の説明
種別 市指定天然記念物
所在地 鳥羽市畔蛸町
指定年月日 昭和45年8月28日
解説 クロマツは、胸高周囲が約3.8メートルあり、地上4メートルあたりで2つに分かれて水平に伸び、更に分岐した枝とともども曲がりくねり、枝張り8メートルにわたって奇形をなしている。遠くからでも目に付きやすいところから、海上で方角を定める目標としても親しまれたという。
畔蛸には、安政の津波によって流失した面白の松と称する有名な松があって、北条時頼も称したという伝説があるが、西明寺の松を面白の松二世に擬する向きもある。
県下では、津市雲出の毘沙門堂境内の「島貫アカマツ」と双璧をなすものといわれていた。
残念ながら、平成16年の度重なる台風や、夏の酷暑により、そして松くい虫の被害によって平成16年10月25日、伐採され、現在はその切り株が残っている。樹齢約300年であった。

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