市指定文化財 日和山の方位石

更新日:2022年03月31日

石でできた八角柱の上に円盤の方位盤を乗せたかたちをしている日和山の方位石の写真画像

日和山の方位石

この文化財の説明
種別 市指定有形文化財(有形民俗)
所在地 鳥羽市鳥羽1丁目
指定年月日 昭和46年11月21日
解説 日和山展望台の中央に据えられている。よく研磨された上質の御影石で、八角柱の上に円盤の方位盤を乗せたかたちをしている。高さ65センチメートル、円の直径は48センチメートルで、盤面には、四方と十二支による方位が彫られている。盤面には刻字があり、文政5(1822)年のものである。
寛政9(1797)年に刊行された「伊勢参宮名所図会」にも方位石の存在が記録されており、現在のものは2代目と考えられる。伊豆下田に寛文(1663)年のものが記録されているが、鳥羽日和山の方位石の存在ははさらに古い可能性がある。

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