市指定文化財 しろんご祭

更新日:2022年03月31日

しろんご祭で白い服を着た女性が舟板にあわびの雄貝、雌貝を載せて白鬚明神に奉納している写真画像

しろんご祭

この文化財の説明
種別 市指定無形民俗文化財
所在地 鳥羽市菅島町
指定年月日 昭和46年8月18日
解説 しろんご祭りは、700年ほど前、菅島に漂着した白蛇を龍神の使いとして祭ったことに始まるといわれ、白鬚明神にあわびを供え、大魚と海上祈願する祭りである。奉納する旧暦6月11日、現在は7月11日に行われる。
早朝、島の漁船はすべて大漁旗を立てて、島の東北端の白浜に集まり、白鬚明神に参拝する。海女は浜踊りの後、ほら貝の合図で、いっせいに海に入り、あわびを捕る。最初に黒赤あわびを捕ったものは舟板にその雄貝、雌貝を載せて白鬚明神に奉納する。これを「まねきあわび」と呼び、他のあわびを招き、豊漁が約束されるという。

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