短刀 銘信國(伝九鬼嘉隆自刃の短刀)

更新日:2022年10月19日

種別 工芸品

所在地 鳥羽二丁目

指定日 平成24年3月1日

 【概要】

  常安寺に伝わる信国の小脇差で、九鬼嘉隆が切腹の際に使用したとされるものである。  長さ22センチ、元幅センチ、先幅1.8センチ、径9.5センチ、厚さ6ミリで、銘は穴の下に信国と二字銘、裏に応永二年二月日と年紀銘がある。拵(こしらえ)については、鞘黒蝋色(ろいろ)塗であるが、柄は大名の持物にふさわしく金鮫にて作ってあるのが一番の見所である。水牛にて縁頭(ふちかしら)を作り、目貫は赤銅の水鳥の図柄である。

短刀 信國(伝九鬼嘉隆自刃の短刀)