こころの健康づくり

更新日:2022年03月31日

こころの健康は、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。 こころの健康を保つためには、ストレスと上手につき合うこと、十分な休養や睡眠をとることが大切です。

こころのストレスをチェックしましょう

ストレスを過度にためず、上手くつき合っていくには、まずストレスの状態を知ることが大切です。「最近よく眠れない」「食事がおいしく食べられない」「何をするにもおっくう」「気持ちが落ち込む」など、こころのストレスを感じることはありませんか。 そんなときは、こころのストレスの状態をチェックしてみましょう。ちょっとした不調や違和感は、もしかしたらこころが発しているSOSかもしれません。

こころのストレスを感じたら…

  • 決まった時間に寝る、食べる、着替える、ストレッチをするなど、毎日の基本的な生活をくずさないように心がけましょう。
  • 情報の集めすぎはストレスになります。新しい情報に触れるのは1日2回におさえましょう。
  • 心配事や不安に思っていることを書き出してみましょう。
  • 友人や家族などの会話で気持ちを伝えてみましょう。

それでもつらいときには、相談しましょう

こころの健康についての相談窓口

こころの健康は、誰もが損なう可能性があり、珍しいことでも恥ずかしいことでもありません。悩んでいることを言葉にして、誰かに伝えることで、少し気持ちが楽になることがあります。ひとりで抱え込まず、ぜひ相談してください。

新型コロナウイルス感染症に関するこころのケア相談窓口のご案内

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、わたしたちの生活には大きくな影響が出ています。中には、不眠、不安やイライラを抱え、心身の不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ひとりで抱え込まず、ぜひ相談してください。

大切ないのちを守るために

自殺を考えている人の多くは、うつ病などこころの病気を発症し、その影響で正常な判断ができない状態になっていることが明らかになってきました。こころの病気は、過度のストレスが続くことによって引き起こされ、放置することで重症化し、最終的には自殺へと傾いていきます。

自殺は、学校や職場の人間関係、健康問題、経済・生活問題、家庭問題などいくつかの要因が複雑に関係し、追いつめられた末に、死を選んでしまう場合が多いといわれています。大切ないのちを守るために、ひとりひとりができる自殺予防の行動として次のような方法があります。

自殺予防のための4つの行動

気づく:家族や仲間の変化に気づいて、声をかける

周りの人に、最近こんな様子はありませんか?

「以前と比べて表情が暗い、元気がない」、「体調不良の訴えが多くなった」「仕事や家事の能率が低下した、ミスが増えた」、「周囲との交流を避け、引きこもりがちになった」、「遅刻・早退・欠勤(欠席)が増えた」、「あまり眠れていないようだ」、「飲酒量が増えた」

傾聴:本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける

できるだけ時間をかけて、悩みを傾聴しましょう。本人の気持ちや言葉を尊重し、相手を大切に思う自分の気持ちを伝えましょう。

つなぐ:専門家に相談するように促す

悩みや問題に応じた専門の相談機関に早めに相談しましょう。相談を受けた側も、ひとりでは抱え込まず、協力を求めましょう。

見守る:温かく寄り添いながら、じっくりと見守る

悩みがすぐに解決するわけではありません。優しく声をかけたり、負担をかけない配慮をしたりするなど、寄り添いながら焦らずに見守りましょう。

専門の相談機関(自殺予防)

この記事に関するお問い合わせ先

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