菅島

更新日:2022年03月31日

菅島のイラストマップ

紅ツゲが紅葉する自然美あふれる島

菅島の航空写真

菅島は、鳥羽港の東約3キロメートルに位置し、島は東西に広く、南北に狭いという長細い島で、総面積4.52k平方メートル、周囲13キロメートル、地形は、標高236.6メートルの大山を中心に、サカデン山、ボシ山など200メートル級の山々が連なっています。1月~2月頃になると大山山頂付近では、紅ツゲが紅葉し、5月には神宮ツツジが開花し、山頂を真っ赤に染め上げる美しい風景が見られます。菅島の集落は、島の東北岸に密集しており、海岸線から根村谷、中村谷、東谷という3つの谷に沿って延びています。細長い家並みは港に近づくにつれ膨らみ、賑わいのある港へと結びついています。

産業面は、漁業がメインであり、 交通体系については、市営定期船で佐田浜港から1日8便運航しています。

菅島の概要 ABOUT THIS ISLAND

面積

4.52平方キロメートル 

周囲

13.0キロメートル

世帯数

212世帯

人口

496人(男232人、女264人) (令和4年2月末)

宿泊施設

旅館・民宿など4軒(収容能力 95人) 

観光客数

18,000人(令和2年1月~令和3年12月)

観光スポット

菅島灯台、白髭神社、冷泉寺、しろんご浜、大山からの展望

観光 SIGHTSEEING

紫陽花と菅島灯台の写真

定期船のりばから左手の海岸沿いに、海女の神事が行われるしろんご浜~白髭神社~現存する我が国最古の洋式灯台である白亜の菅島灯台をめぐるウォーキングコースが人気です。

菅島小学校の児童が島のスポットを案内する島っ子ガイドが人気です。

ウォーキングに自信のある方には、大山山頂まで足をのばして景色を楽楽しむことができます。特に冬は紅つげが咲き誇り、足を運んだ人にだけにその美しさをみせてくれます。

文化と歴史 CULTURE & HISTOY

島の祭り

船祝い(旧正月11日)

潮の初めにあたり、船主は洗米、お酒、なます、串柿等と12個の角餅を供え、 船魂さんに一年間の海上安全を祈って大漁旗をたてます。

弓取り(旧正月17日近くの土曜日)

菅島神社に合祀された八幡神社の祭り。12人の射手が4人ずつ交替で弓を射ます。

しろんご祭り(7月11日近くの土曜日 )

しろんご祭り(7月11日近くの土曜日 )

菅島の白浜(しろんご浜)で行なわれる「しろんご祭り」は、700 年ほど昔、菅島にあらわれた白蛇を竜神の使いとあがめて、大漁と海上安全を祈願したのが始まりと言われています。ホラ貝の音を合図に海女全員が海に入り、鮑のつがいの初捕りを競うもので、雌雄つがいの鮑を最初に捕った者が海女頭となり、一年中尊敬されます。白浜は通常は禁漁区ですが、この日のみ漁が許され、この鮑は菅島の守り神とされる白髭神社に奉納されます。世界でも韓国と日本だけとされる海女文化が島の人々により引き継がれています。(市の無形民俗文化財)(国土交通省の島の宝100景に選定)

白い服を着た海女が、一枚の板の上に載せた鮑のつがいを両手で胸の高さで持ち、軽く頭を下げている様子(しろんご祭り)の様子

島の文学

「山家集」にも菅島を詠んだ歌があるほか、著者が来島時にしろんご祭りを調査して、同書のなかで朝鮮とのかかわりを記述した「日本の中の朝鮮文化4」(金 達寿 著)があります。

島の伝説

「ともかづき」

曇った日の海で、海女が1人でアワビ採りをしていると、自分の生き写しのような姿をした海女に出会った。息継ぎをするために水面に上がって周りを見回してみるが、誰もいない。その海女は「ともかずき」とよばれる妖怪で、もし妖怪が差し出すアワビをもらったり、よい漁場へと誘うのについていったりすると、潜水時間が長くなり、命を落としてしまうという。以来、海女たちは魔よけのために磯手ぬぐいやアワビおこしという道具に「ドーマン」「セーマン」という印をつけるようになった。

その他「はっけ地蔵」、「弘法大師足跡石」

島の食

四季を通じて新鮮な魚介類が味わえます。

タイ、スズキ、サワラ、カツオ、ヒラメ、メバル、イワシ、サバ、アジ、イセエビ、アワビ、サザエ、うに、タコ、ワカメ、アラメ

食事処

  • 重太郎屋(軽食) 電話番号 0599-34-2208
  • 大和(居酒屋) 電話番号 0599-34-2357 (注意)宿泊施設でも予約により昼食可能
  • おかげ屋 電話番号 0599-34-2525
    • 市認定のとばーがーのうち、活鯵バーガー(外部サイトへリンク)が食べられます。(2日前に予約必要:予約後に鯵を釣りにいくそうです)
    • 市認定の鳥羽弁当のうち、SHIMA弁(外部サイトへリンク)が食べられます。

宿泊施設

下記、鳥羽市観光情報サイトから検索ください。

関連リンク

(注釈)島の概要やなどは上記ホームページをご覧ください。

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