家屋の評価額が下がらないのはなぜか
30年以上前に建築され、年々老朽化していくのに評価額が下がらないのはなぜですか
家屋の評価額は、評価の対象となった家屋と同一のものを評価替えの時点においてその場所に新築するものとした場合に必要とされる建築費に家屋の建築後の年数の経過によって生ずる損耗の状況による減価等をあらわした経年減点補正率を乗じて求めます。ただし、その価格が前年度の価格を超える場合は、通常前年度の価格に据え置かれます。建築年次の古い家屋は、過去に建築費の上昇が続く中、評価額が据え置かれていたこともあり、最近の建築資材等の下落を加味した評価額であっても、以前から据え置かれている評価額を下回るまでにはいたらず、評価額が下がらないといったことがあります。
更新日:2022年03月31日