鳥羽市の漁業

更新日:2022年03月31日

海面漁業

鳥羽市の漁業は、沿岸漁業で殆どが市域を超えない地先型漁業であり、漁業種類は各種の刺網、採貝藻、一本つり、たこつぼ、小型底びき網、船ひき網・ぱっち網漁業が主なものです。

貝類、藻類の根付資源を採取する海女漁業は、昔から資源管理を行うため、市内どこの地区でも、口開け制度を取り入れており、操業日数、操業時間の制限を行っています。

一本つり漁業は、まだい、すずき、あじ、さば、ぶり類等が漁獲の中心となっています。しかし、近年、あじ、まだいの減少から年間を通してすずき釣りに従事する地区もあります。

刺網漁業は、殆どの地区で操業しており共同漁業権内漁場において400隻程度が操業し、主にかれい、まだい、すずき、きす、いせえび等を漁獲しています。

小型底びき網漁業は、うたせえび(さるえび)を水揚げしており、このえびは一本つりの餌として漁業者に提供されています。また、混穫された魚類の殆どが活魚として水揚げされています。

たこつぼ漁業は、神島、桃取、小浜地区で主に操業しており、以前のたこつぼは、素焼きのものでしたが、最近はプラスチック製のものが主流となってきています。

船ひき網・ばっち網漁業は、いわし類、いかなご等を漁獲しています。近年いわし資源の減少から廃業する漁業者もありましたが、いかなご資源の回復及び、しろめ(かたくちいわしの稚魚)の繁殖で、漁業を組み合わせることで、大型船で年間を通して操業が出来るようになり、漁獲が比較的安定してきましたが、大量に水揚げすると価格の低迷につながる業種でもあります。

海面養殖漁業

市内の藻類養殖は、黒のり、青のり、わかめで、魚類養殖は、まだい、はまちで、貝類養殖では、かき類があります。

黒のり養殖漁業

鳥羽市における黒のり養殖漁業は、昭和40年頃から本格的に始まりました。

当時、約70経営体が従事し、その後の種苗生産技術の向上、養殖技術の開発でより一層脚光を浴び、人手のある漁業者は黒のり養殖へ転業していきました。特に伊勢湾内の漁場で生産されたのりは光沢、品質ともによく、就業者も増加していきました。

わかめ養殖漁業

市内の漁業活動は、昭和30年後半までは冬季の漁業は、刺網、なまこ漁業のみで、季節風の合間に一本つりに出漁する程度の漁業で、冬枯れの時代が続いていましたが、鳥羽市水産研究所が中心となり、冬季の漁業振興策として、各地区でわかめ養殖が行われるようになりました。当時は天日による自然乾燥が殆どであったため、わかめのノレンが多く見られ、冬季の風物詩でもありました。

かき養殖漁業

鳥羽市内では、和具浦、桃取、小浜、安楽島、浦村、畔蛸、千賀堅子の各地区で養殖しており、宮城県、広島県等の2年がきに比べ1年で出荷でき、さらに1~2ヶ月早く出荷され、品質が良いことから高い評価を受けています。

浦村のかき養殖は歴史が古く、麻生浦湾(おおのうらわん)で戦前からおこなわれてきました。現在約80経営体で1,250台の筏で4,000トン程度の水揚げがあります。

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