研究所散策
鳥羽市水産研究所(本所)
鉄骨造一部2階建(建設面積552.8平方メートル、延床面積729.06平方メートル)で、黒ノリ生産種苗、ワカメ生産種苗、アラメ・カジメ種苗生産をはじめ新規養殖品種の試験研究や海洋環境(藻場等)の調査など様々な研究を行っています。
種苗室
1.5トンの水槽が48基あり、黒ノリ、ワカメ等の種苗生産を行っています。
海藻の種苗を培養しているため、光が必要で、太陽光を遮光シート等で調光しています。
研究実験室
育成中の種苗や試験で使っている海藻の生長を観察しています。
卓上培養庫では、特別な環境を用意して試験体を培養することもあります。
顕微鏡で種苗やプランクトンの観察を行う
卓上培養庫(温度、照度、日照時間の調整可)
研究用筏
菅島西岸沖に25m×40m程度のロープ製浮き流し式筏を設置してあり、ワカメ種苗や試験体などを育成している。
ロープ製浮き流し式筏を菅島東岸に設置
海藻幼体が付いた糸(種苗)のメンテナンス
坂手分所
令和元年(2019年)までは、この施設を中心に業務を行っていました。現在は分所として使用しています。
外観
FRP水槽
コンクリート製水槽
恒温培養室
更新日:2022年12月28日