業務内容
水産研究所では大きく分けて、藻類増殖に関する研究・海域の観測・学校で行われる海洋教育への協力を行っています。
1. 藻類に関する研究
- 増養殖用藻類の種苗生産販売(黒ノリ、ワカメ、サガラメ、カジメ等)
- 藻類の増養殖に関する研究(黒ノリ、ワカメ、ヒジキ、アカモク、テングサ等)
水槽で培養している黒ノリ種苗
フラスコで培養しているヒジキの幼体
2. 海域の観測
- 研究所前海水調査(開所日のみ、休日等を除く)
- 漁場調査(黒ノリ、ワカメ、マガキ等)
- 藻場調査(鳥羽海域の植生調査、鳥羽版レッドデータブック用調査)
希少な海藻、ナガシマモク
マガキの漁場調査(生残数調査)
3. 海洋教育への協力
市内外関連機関と協力して海の生き物や環境のことを身近に感じ、考えられるようなプログラム(磯の生き物観察、生物スケッチ、環境観測体験等)
海の博物館での生きもの観察(中学生と一緒)
「鳥羽の月」に当研究所で行ったイベント
4. その他の業務
- 漁業者や一般社会人を対象とした研修会の実施
- 多分野連携による産業振興(水福連携、海洋DX、漁観連携)
- 「海の政策観光」の推進への協力
社会人向けの研修会(くらうましもきた-下北沢)
海洋観測用のブイ(通信機能付き)
更新日:2022年12月28日