令和2年3月定例記者会見

定例記者会見資料を掲載いたします。
令和2年3月定例記者会見日時:令和2年3月25日(水曜日)
1.令和2年3月27日、31日鳥羽市議会会議提出議案について
令和2年3月27日、31日鳥羽市議会会議提出議案 (PDFファイル: 193.9KB)
記者からの質問・回答
質問:宿泊キャンペーンは市外の人は関係ないのか。
回答:市民を代表として、例えば親戚など市外の方と一緒に宿泊すれば補助の対象となります。
質問:一人あたり5,000円を宿泊者に補助するのか。
回答:宿泊施設が宿泊者から5,000円を割り引いた金額を徴収し、市は宿泊施設に対して市観光協会を通して補助します。
質問:市民が市内の宿泊施設に泊まるうケースがあるのか。不正を行う人もいるのではないか。
市長:普段、市民が市内の宿泊施設に泊まりに行くことは無いと思いますが、このような時なので5,000円の補助があるなら家族で泊りに行こうかとか、伊勢市や志摩市の親戚や友達、同僚を連れて泊まりに行こうとか、そういうニーズはあると思っています。市外、県外からの誘客キャンペーンがなかなか打ちづらい時期なので、市民の移動であれば感染症に対する問題もなかろうと思い、まずは市民向けに実施します。今後、第2弾、第3弾と範囲を広げていければと思います。
回答:補助の対象かどうかは、運転免許証などを確認して行います。
質問:宿泊キャンペーンは市の観光施策として次につながっていく施策なのか。コロナ騒動が終わったあとも次につながらないのではないか。
回答:現在、幸いにも鳥羽市から感染者は発生していませんが、観光産業は市外からのお客様も少なくなって疲弊しており、まず市民が動いて宿泊施設を活用しようではないかと最初の一手として、補正予算を組んで実施することになりました。今後、国の動向も見ながら安全が確認できて、もう少し動いてもいい状況になれば、二の手として違う意味での事業を打ちたいと考えております。
質問:市外から観光客を呼び込むのは市として自粛を呼び掛けているのか。
市長:自粛を呼び掛けている訳ではありません。観光客を呼び込む取り組みは、準備はしていますが時期的にまだ早いのではないかと考えています。
質問:市民の紹介だけでは対象とならないのか。
市長:宿泊していただかないと対象になりません。
質問:補助の期間はいつまでか。
回答:4月1日から5月末までです。1,000人を見込んでおり、対象者が1,000人に到達しだい終了となります。
質問:行政のルールに抵触する補助ではないのか。モデルケースなどがあったのか。
回答:岐阜県飛騨市が3月中旬から同様の取り組みを行っています。
質問:特定の宿泊施設に予約が集中するのではないか。
回答:大きな宿泊施設も同様にキャンセルが多い状況にある。効果はあると考えている。
市長:公平性もあるが、緊急性を重視させていただいた。
質問:誰が何処に泊まったかを確認するのか。
回答:運転免許証や領収書の写しを提出していただく予定です。
2.その他
記者からの質問・回答
東京オリンピック延期について
質問:東京オリンピックの延期が発表された。市長の想いは。
市長:延期の日がいつになるかも大きな話ではありますが、それぞれ様々な立場で準備を進めてこられた方にとっては本当に残念なことだと思っています。目前に迫っていた聖火リレーについても、鳥羽磯部漁業協同組合や鳥羽海上保安部、地元の方々が盛り上げのために随分力を注いでこられたので、無念さは察したいと思っています。再開される際に聖火リレーにおいては、特別区間ということもあって予定していたとおりに実施していただくことを願っています。本大会については、延期になったことで夏の期間の市への影響がどのようになるのか想像がつかない部分もあります。また、来年の国体と一緒の開催年となって三重県としても混乱する中で、逆に大変になるのではないかとも思いますので、延期の仕方に注視するとともに、準備をしていきたいと思います。
質問:聖火リレーはどうなるか。
教育長:基本的には延期となります。国の指針が出るのを待って準備を行います。
質問:どのような準備を行っていたか。
教育長:大漁旗を振ったり、地元小学生の鼓笛パレード、海女さんによる歓迎セレモニー、獅子舞、餅まきなどを考えていました。
質問:看板などを設置していたか。
教育長:横断幕等は準備していたが、看板等は設置していません。
新型コロナウイルスの影響について
質問:鳥羽商工会議所の調査では、回答企業の9割が企業活動に影響が出ているとのことだが、鳥羽市の損失額を試算しているか。
回答:試算はしていません。
市長:観光客の入込客数についても3月のまとめが4月上旬に出るので、それを見ないと観光統計も取れない状況にあります。
質問:観光消費額は出ているか。
回答:令和2年3月も観光消費額は前年比で約18億4,600万円の減少を見込んでいます。
鳥羽市の幼稚園・小中学校新年度の対応方針について
鳥羽市の幼稚園・小中学校新年度の対応方針について (PDFファイル: 455.4KB)
質問:入学式等について天気が良ければ校庭で行うことも想定しているか。
教育長:入学式については各学校によって状況も違うが、例えば中庭が式場として使えるようであれば学校長の判断で行うことができます。
質問:未履修内容の補充について、小学校と中学校の連携は指示しているか。
教育長:各小学校から未履修の状況を文書で中学校に提出させ、状況を把握するように指示をしています。鳥羽東中学校については4小学校から入学してきますので、状況を十分に把握しながら個別に対応するよう校長に指示をしています。
質問:入学式は何分くらいを予定しているか。
教育長:入学式は30分で行いたいと思っていますが、新入生の数によって前後すると思います。
質問:春の運動会を予定どおり実施するとしているがどういう判断か。
教育長:基本的に密閉空間ではありませんので、感染拡大のリスクの一つはクリアしており、屋外で実施する運動会については感染症対策を十分実施した上で実施可能としました。ただし、状況が常に変わっていますので、逐一指示をしたいと思っています。
「Let's Buy!とば」キャンペーンについて
質問:ステッカーの配布は始まっているか。また、どれくらい準備しているか。
回答:始まっています。5,000枚を準備しています。
質問:どれくらい期待しているか。
市長:市内の事業者に市民全体で応援しているというメッセージが伝わればと思っています。まずは市役所から広げていきたいと思っています。
更新日:2022年03月31日