介護予防普及啓発事業

更新日:2022年03月31日

年を重ねても、介護を必要としない、自立した生活を送るためには、健康寿命を延ばすことが大切です。

地域包括支援センターでは、介護予防に関する取組みを行い、健康づくりをサポートしています。

フレイルって?

加齢とともに心身の機能が低下して、「健康」と「要介護状態」の間にある、「少し体が弱ってきた状態」をフレイルといいます。

フレイルの説明図

ご高齢者の多くは、突然に要介護状態になるのではなく、フレイルをへて要介護状態になるので、この状態を放っておかないことが健康寿命を延ばすためには重要です。

フレイルは生活習慣を見直せば改善できる!

フレイルの段階は、生活習慣を見直し、適切な対処をすることで、また元気な状態に戻る可能性があります。

フレイル予防・改善のポイント

  • 健康な口、歯でしっかり栄養をとる
  1. バランスよく食べ、低栄養を防ぎましょう
  2. タンパク質の摂取が大切です
  3. 口腔機能を維持しましょう:正しい歯磨きをおこない、定期検診を受け、歯周病を予防しましょう
  • 身体を動かす機会をもちましょう
  1. 筋力トレーニングをする習慣をつけましょう:膝や腰を強くしたり、転倒しにくい身体をつくります
  2. 散歩は手軽に行える有酸素運動:体力をつけたり、生活習慣病の予防に効果的です。まずは1日10分、多く歩くことから始めましょう
  3. 家事や趣味の活動も立派な活動:日ごろ行っていることが健康につながる活動のひとつになっています。
  • 人とのつながり、社会とのつながりを持ちましょう
  1. 閉じこもり生活にならないで:家から出ず、人との関わりが減ることがきっかけとなり、心身の健康が維持できなくなってしまいます。
  2. 「きょういく」「きょうよう」:健康でいるために、閉じこもりにならないために大切な二つの言葉です。「教育」「教養」・・・ではなく、「今日行くところがある」「今日用事がある」です。活動的に過ごすことが大切です。
  3. 地域活動に参加してみましょう:まずはご近所どうしの挨拶から。ボランティア活動やサロンへの参加も心身の健康につながります。

介護予防に役立つ運動・活動の紹介

年を重ねても、運動することで筋力がつき、足腰を強くしたり、転倒しにくい身体づくりができます。 自宅でできる筋力トレーニングを紹介します。 よろしければご活用ください。

歌を聞きながら、簡単な体操ができ、たのしく介護予防の知識を身につけられます。

行政チャンネルにて毎日放映中です。(一回、約5分間)

元気づくりソング

「新型コロナウイルス感染症」 高齢者として気をつけたいこと

喫煙者や糖尿病、心疾患などの基礎疾患をお持ちのかたは、感染症が重症化しやすいので注意してください。

また、感染することを恐れるあまりに外出を控えすぎて「生活不活発」にはなっていませんか?

新型コロナウイルス感染拡大防止による自粛期間中にフレイルがすすまないよう、フレイル対策を行いましょう。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉課 地域包括支援センター
〒517-0022 三重県鳥羽市大明東町2番5号
電話番号:0599-25-1182
ファックス:0599-25-1154

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