農水産物直売所(鳥羽マルシェ)

平成26年10月14日(火曜日)に鳥羽市農水産物直売所「鳥羽マルシェ」がオープンしました。
マルシェのロゴマークは、鳥羽市および鳥羽マルシェ有限責任事業組合において公募を行い、全国から総数223点の応募がありました。
ロゴマーク選定委員会における厳正な審査の結果、高知県在住の濱口温男(はまぐちはるお)さんの作品が最優秀作品に選ばれました。
鳥羽の農水産物を消費者に安心して食べていただく「お福分け」のイメージと、鳥羽の生産者の営みが感じられる「安心感」「信頼感」を表現したとのことです。
鳥羽市農水産物直売所「鳥羽マルシェ」とは
鳥羽マルシェでは、地元の生産者の喜びや誇りが詰まったとびっきりの美味しさを皆さんに「お福分け」します。旬の食材が持つ「健康」を高めるチカラや地域で受け継がれてきた食文化についても紹介し、鳥羽の食の魅力を発信していきます。
(注釈)マルシェとは、フランス語で「市場」という意味です。その名にふさわしく、地域の産物を求めるかたがたで賑わうような場所を目指しています。
事業目的

本事業は、鳥羽マルシェが観光関連産業と第一次産業とを結ぶ拠点になり、地域の食の魅力を情報発信していくことで、まち全体のイメージアップに繋がり、第一次産業のみならず観光産業も含めたあらゆる産業の活性化に資することを目的にしています。
本事業は、平成25年4月に政策決定された「鳥羽港佐田浜地区における施策の展開方針」に基づき実施されたものです。施策の展開方針の中では、“地域の豊かな自然が育んだ食の魅力を活用し、地場産業を振興します”と位置づけられています。
事業運営
鳥羽マルシェは、鳥羽市が建物を整備し、“鳥羽マルシェ有限責任事業組合”が管理運営する「公設民営」方式の施設です。施設の管理運営にあたっては、指定管理者制度を導入しています。
開館時間・定休日
開館時間:午前10時~午後6時
定休日:毎週水曜日、年末年始(12月31日から1月3日まで)
鳥羽マルシェ有限責任事業組合
鳥羽マルシェ有限責任事業組合は、地元生産者を代表する組織である鳥羽志摩農業協同組合と鳥羽磯部漁業協同組合が出資し設立した組織です。

鳥羽マルシェの事業を進めるためには、農業、漁業の第一次産業における課題に向き合い、生産者を支援していくことが非常に重要であることから、2つの組織が団結し、一体的に施設を運営していくことを目的に設立されました。この取り組みは、全国でも非常に稀な取り組みであると言われています。
農水産物の流通の仕組み

農産物については、出荷登録をいただいた生産者からの委託販売になります。生産者の希望に応じ、JA各支店まで鳥羽マルシェの自社便が集荷に伺います。この仕組みにより、消費者ニーズを生産者にお伝えすることができ、より良い産物づくりをサポートしていきます。
また、水産物については、原則、鳥羽磯部漁業協同組合管内の漁協市場での買い付けになります。品目に応じて一部委託販売が可能になっています。漁協市場における入札に参加することで、低迷する魚価の向上を図ります。漁協市場からの直送により、流通コストを削減でき、地元の水産物を新鮮な状態でかつ、リーズナブルな価格で消費者までお届けすることができます。
交通アクセス

車でお越しの場合
伊勢インターチェンジより伊勢二見鳥羽ラインを通行し12キロメートル 佐田浜第一駐車場をご利用ください。
駐車場料金
佐田浜第一駐車場(1時間まで無料)
公共交通機関をご利用の場合
鳥羽駅より徒歩2分

更新日:2022年04月14日