タマハハキモク
学名
Sargassum muticum
(サルガッスムムチクム)
漢字名
玉ははきもく
生息域
浅い岩の上
豆知識
波当たりの強くない穏やかな磯や入り江などによく生えている。細かい葉と小さな玉のような気胞(きほう、空気の入った袋)がたくさんついていて、「もじゃもじゃ」した海藻である。この枝先をちぎり、海藻押し葉にすると非常に繊細で美しいものになる。本種は日本から輸出された牡蠣種苗とともに北米や地中海などに運ばれ、その地で繁殖しているため、「害藻」として知られている。ワカメもオーストラリアなどでは日本から運ばれた「害藻」となっている。生物資源の運搬方法や地域の生態系など考えさせられる問題である。
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更新日:2023年10月16日