鳥羽伊良湖航路活性化協議会

更新日:2022年03月31日

三重県鳥羽市・愛知県田原市 愛知県田原市と三重県鳥羽市を結ぶ鳥羽伊良湖航路につきましては、同航路を取り巻く様々な情勢から、平成22年9月末をもって廃止を表明していたところですが、愛知・三重両地域での存続を求めるたくさんの声を受け、行政支援や経営改善等により、平成22年10月1日より新体制で運航を再スタートさせたところであります。 しかしながら、今後益々高速道路等陸路の利便性が向上していく中で、一定の旅客を維持していくことについては、厳しい状況が想定されますことから、鳥羽市・田原市では、鳥羽伊良湖航路の利用促進策を多方面から検討するため、「鳥羽伊良湖航路活性化協議会」を設置し、同航路の利用促進策を取りまとめ、実施していくことにより、両地域の活性化に結びつけていきたいと考え、平成22年10月26日に「鳥羽伊良湖航路活性化協議会」を設置しました。

  • (平成23年2月21日 鳥羽伊良湖航路活性化総合連携計画(案)掲載)
  • (平成23年2月16日 第3回結果概要掲載)
  • (平成23年2月16日 航路周辺情報更新)
  • (平成23年1月21日 第2回会議録(PDF:252KB)掲載)
  • (平成22年12月9日 航路周辺情報掲載)
  • (平成22年12月2日 第1回会議録(PDF:251KB)掲載)
  • (平成22年11月26日 第2回結果概要掲載)
  • (平成22年11月2日 ホームページ開設)

協議会の設置

協議会の業務

  1. 連携計画の策定及び変更の協議に関すること。
  2. 連携計画の実施に係る連絡調整に関すること。
  3. 連携計画に位置づけられた事業の実施に関すること。
  4. その他、当協議会の目的を達成するために必要なこと。

委員名簿

会議開催状況

第3回 鳥羽伊良湖航路活性化協議会

日時

平成23年2月16日(水曜日)午後1時30分~午後4時30分

場所

伊勢湾フェリー鳥羽ターミナル 2階多目的ホール
三重県鳥羽市鳥羽三丁目1484-111

結果概要

平成22年12月17日付で、地域公共交通総合連携計画の策定に対する国の補助金の交付決定を受けたことに伴う平成22年度補正予算について事務局から報告。

補正後の予算額

7,646,000円

地域公共交通総合連携計画策定の基本方針に基づく調査結果について事務局から報告。 

調査結果の主な概要

調査名:伊勢湾フェリー利用者アンケート
対象・回収数等

個人客905票、団体客1,140票

主な概要
  • 個人客
    • フェリーで移動する理由は、陸路に比べて「早く着く」、「渋滞がない」、「休憩できる」が上位を占めている。
    • 移動目的は、観光やレジャー(サイクリング・釣り等)が全体の7割以上を占めている。
  • 個人客・団体客
    • 船内や乗り場の満足度は高いが、船室や船内売店、トイレ、乗り場の待合スペースや売店、観光案内などへの改善意見がある。
    • 鳥羽市・田原市で関心のある旅行では、「食めぐり」や「歴史・文化・パワースポット巡り」の関心が高い。
調査名:ウェブアンケート
対象・回収数等

東京23区、横浜市、名古屋市、浜松市、津市、豊橋市、静岡市、大阪市、京都市、金沢市、飛騨市の20代以上の居住者
計1,100票

主な概要
  • 関東・北陸・関西地域では、伊勢湾フェリーの認知度は低く、半数近くが伊勢湾フェリーを「知らない」と回答。
  • 課題として、「料金が高い」、「欠航が多い」、「待ち時間が長い」等が挙げられている。
  • 伊勢湾フェリーの魅力向上及び利用条件では、高速料金とフェリーのセット利用時の割引や公共交通との接続の充実、おすすめスポットの情報提供などを求める意見があった。
調査名:旅行業者へのヒアリング等
対象・回収数等

ヒアリング国内10社、アンケート海外2社

主な概要
  • 国内
    • 旅行ルートとしては、移動手段のバリエーションを増やすため、フェリーを片道利用することが多い。
    • フェリー利用の問題点として、「運賃が高い」、「高速道路と比べると時間がかかる」、「欠航」等が挙げられている。
    • 客層は女性高齢者が中心で、食事、寺社、パワースポット等が人気。
    • フェリーをただの移動手段ではなく、イベントやアトラクションなどで付加価値を付けることが必要との意見。
  • 海外
    • 韓国からの観光では、大阪から東京、仙台に移動するツアーが定番商品の一つであり、その中で、途中鳥羽から伊良湖にフェリーを使って移動するルートも企画している。
    • 鳥羽や田原の情報が少なく、情報発信が必要との意見。

上記の調査結果を踏まえて、23年度から25年度までに取り組む利用促進策等を取りまとめた「地域公共交通総合連携計画」(案)を承認。 

地域公共交通総合連携計画(案)の目標を達成するために行なう事業(概要)

1.潜在需要の開拓、旅行商品化事業
  • 国内及び海外旅行者をターゲットにした旅行商品の企画・造成
  • 旅行商品の各種メディアへの広告掲載・店頭キャンペーン等のPR活動の実施
2.航路情報の発信、誘導強化事業
  • マスメディア、Web等を活用した情報発信・広報宣伝の実施
  • 幹線道路沿いへの誘導看板の設置
  • フェリーに親しみを持ってもらうための写真コンテスト等の実施
3.航路の魅力・快適性向上事業
  • 団体客を対象としたブリッジ(操舵室)見学の実施
  • 利用者へ地元の特産品プレゼント
  • 鳥羽ターミナルのバリアフリー化
  • 伊勢・鳥羽・志摩地域と東三河地域の観光情報を盛り込んだパンフレットの作成など観光案内の充実
4.地域間交流促進事業
  • 遠足、体験学習、団体旅行への働きかけや交流イベントなどの実施
5.他交通機関との連携強化事業
  • 自転車利用者を対象としたサイクル&シップライドの実施
  • バスなど他の交通機関での乗継アナウンスの強化

「地域公共交通総合連携計画」(案)について、下記の日程でパブリックコメントを実施することを承認。

パブリックコメント日程

平成23年2月21日(月曜日)から3月6日(日曜日)までの間 

第2回鳥羽伊良湖航路活性化協議会

日時

平成22年11月25日(木曜日)午後1時30分~午後3時50分

場所

伊良湖港 クリスタルポルト3階 多目的ホール

愛知県田原市伊良湖町宮下3000-65

結果概要

航路維持活性化の目標と計画策定の基本方針が承認されました。

  • 航路維持活性化の目標
    「総旅客人員 年間35万人(H21年実績)の維持」
  • 計画策定の基本方針
    1. 主たる利用目的である「観光利用」において効果の高いと思われる活性化支援策と情報発信策、航路への誘導策を調査・検討する。
    2. 本航路が利用者に愛され、繰り返し利用していただけるよう、施設や船舶の快適性向上方策を調査・検討する。
    3. 東三河地域と伊勢志摩地域の交流への活用策、及び他交通機関との連携強化策を調査・検討する。

上記目標を達成するため、計画策定の基本方針に基づき、下記の調査を実施していくことが承認されました。

  1. 旅客及び貨物の利用実態に関する調査
  2. 潜在需要の開拓と旅行商品化に関する調査
  3. 航路情報の発信及び誘導強化に関する調査
  4. 航路の快適性向上に関する調査
  5. 地域間交流の促進方策に関する調査
  6. 他交通機関との連携強化に関する調査

会議資料

会議録

第1回鳥羽伊良湖航路活性化協議会

日時

平成22年10月26日(火曜日)午後2時~午後3時45分

場所

伊勢湾フェリー鳥羽ターミナル 2階多目的ホール

三重県鳥羽市鳥羽三丁目1484-111

結果概要

  • 規約(案)が承認され、鳥羽伊良湖航路活性化協議会が設立されました。
  • 平成22年度において、鳥羽伊良湖航路の現況調査、航路分析、ニーズ調査等により課題を整理し、航路維持活性化の目標、方策を取りまとめた「地域公共交通総合連携計画」を策定していくことが承認されました。
  • 平成22年度鳥羽伊良湖航路活性化協議会予算が承認されました。
    計画策定業務委託料等 7,001千円(現況調査、航路分析、ニーズ調査等)

会議資料

会議録

関連リンク

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